新ルポ・精神病棟

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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022553553

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  • 宇都宮病院のリンチ事件は、まるであさま山荘事件の手記を読んでいるようだった。
    1985年発行の本だから、統合失調症は精神分裂病、認知症は痴呆などなど、病名の制度も何もかも古い。
    精神疾病を取り巻く環境が格段に良くなっているのは確かだけれど、それでもなお、拘束や暴力などゼロではないのだろうと思う。偏見も当時からは考えられないほど減っているとは思うけれど、それでもまだ……というところはある。
    【読んでみたい本】
    石川信義『開かれている病棟』(星和書店)『精神病院を語る』(星和書店)
    仙波『精神病院―その医療の現状と限界』(星和書店)
    浜田晋『街かどの精神医療』(医学書院)

  • 10 病人の捨て場と化した閉鎖病棟の問題を宇都宮事件に追う。後半、各地の「開かれた病院」を紹介。

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著者プロフィール

ジャーナリスト、東大(科学史科学哲学)卒、元朝日新聞記者、元大阪大学大学院教授(日本の国立大学初の福祉系講座の初代教授)。1970年に都内の私立精神病院にアルコール依存症を装って入院、『ルポ・精神病棟』を朝日新聞に連載。鉄格子の内側の虐待を白日のもとに。『ルポ・精神病棟』(朝日新聞社)、『精神病院を捨てたイタリア捨てない日本』(岩波書店)など著書多数。2008年フランコ・バザーリア財団からバザーリア賞を授与。


「2016年 『精神病院はいらない!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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