秀吉と武吉―目を上げれば海

著者 :
  • 朝日新聞社
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022554444

感想・レビュー・書評

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  • 「村上海賊の娘」と合わせて読みました。
    村上海賊の惣領、村上武吉の人生譚。
    「村上海賊の娘」は木津川河口合戦を主に書いたどちらかといえば「動」の話。本作は合戦の細かい描写はなく、時代全体の動きを記した「静」の話。そして、タイトルにある秀吉、、、出てくるまでに時間がかかります(笑)

  • 塩野さんのヴェネチアに関する小説に感化されて
    海に関わった人々の行き方や地政学的な考え方に
    触発されて拝読 !

    よく中国との尖閣諸島や韓国の竹島問題なので
    境界線の話がでますがこれへの問題意識もあるので。

    あと日本は海洋国家で台湾との友好関係もこの観点では
    非常に重要(俗にいうシーレーンだね。)

    前段階が長すぎた。。

    瀬戸内海での村上水軍が天下統一という新時代に
    翻弄されながら生きていく物語です。

    海を生活・収入の場=生きる場所としてる人の
    感覚が少しでも味わえるし海から見た日本列島を
    主人公の気持ちや立場で考えて読むとなおおもろい。

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著者プロフィール

城山三郎(しろやま さぶろう)
1927年8月18日 - 2007年3月22日
愛知県名古屋市中区生まれ。大日本帝国海軍に志願して入隊し、特攻隊の部隊に配属されたが、訓練中に終戦となった。東京産業大学(一橋大学の前身)を卒業後に1963年までは大学講師を務めながら作家活動を続けていた。経済小説を一ジャンルに格上げした先駆者のひとり。伝記小説、歴史小説も多い。
1957年に『輸出』で第4回文學界新人賞、1959年『総会屋錦城』で第40回直木賞、同年『落日燃ゆ』で吉川英治文学賞と毎日出版文化賞、1996年『もう、きみには頼まない 石坂泰三の世界』で第44回菊池寛賞をそれぞれ受賞。2002年に朝日賞を授与される。
代表作としては上記作品に加え、二度テレビドラマ化された『官僚たちの夏』、妻との想い出を描いた遺稿のエッセイ『そうか、もう君はいないのか』、よくタイトルが人物評としても用いられる、『粗にして野だが卑ではない』が挙げられる。

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