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- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022555434
感想・レビュー・書評
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1986年の作品。ちょうど「羊をめぐる冒険」のあと。「ノルウェイの森」がまだ世に出る前のころの村上さんのエッセイ集。
今はもうほとんどマスコミに出てくることもなくなった村上さんですが、当時はおそらくいやいやながらも、こうして日常生活を綴っていたんですね。
ちょっと反抗的だったらしい高校時代、早稲田大学時代のことやから、ヤクルトスワローズのネタまで。肩の力が抜けた楽しいエッセイです。
ファンには貴重な一冊かも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1986年のエッセイという事で「懐かしいなあ」と思える部分がいたる所に。私が未だ小学生だった頃です。村上さんが日本での生活や気づいた事などを書いておられます。何だか感じが違うなあと感じたのは日本での記述しか無い事です。海外生活以前なのかな、と思いました。そう思える程最近読んだ他のエッセイとの印象が違う感じがします。