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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784022560742
みんなの感想まとめ
この作品は、二十歳を迎える大学生の青年が、自分の進むべき道を模索しながら過ごす日々を描いています。若者の葛藤や挫折を淡々とした筆致で表現し、読者は主人公の心情に深く共感できるでしょう。特に、やりたいこ...
感想・レビュー・書評
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夏の小説を探していて思い出し、再読。その時、その瞬間にしか感じられないものというものが間違いなくあるが、本書は若くなくとも心に響く永遠性のようなものが存在する。それでも若い人、十九、二十のひとにはなおさらおすすめ。でも、もう絶版なんだよな。79
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「十九、二十」2
著者 原田宗典
出版 朝日文芸文庫
p7より引用
“プチュン、プチュンと電子合成音が頭の中で弾ける。ハイスコ
アを出すというただそれだけのために、一体幾ら使ったことだろ
う。”
コピーライターである著者による、薄暗い青春を描いた一冊。
とある出版社でバイトをすることになった主人公の、二十直前の
日々が描かれています。
上記の引用は、バイトの面接を待っている時の一文。
インベーダーゲームについて書かれていて、その年代を舞台とし
ていることが想像出来ます。
先に紹介した短篇集と同じように、全体的に陰気臭いので、明
るく楽しい読書をしたい方には向いていないと思います。
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1997年3月8日読了。
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二十歳を迎える一人の大学生の青年。
この時期は、やりたいことがいっぱいあったり、
そのやりたいことをがむしゃらにやってみたりしているという
そんな感じで捉えられがちな年齢。
そして、多くの青春小説が、このように描いているであろう。
しかし、この作品の主人公は
自分が何をすべきか分からず、ただただ毎日を過ごすという生活を送っている。
そして、挫折と失望に駆られる日々を過ごしている。
淡々としたストーリーの始まりなのに、
なぜか、どんどん作品に入り込んでいく。
また、思い切った抑揚のある話の展開ではないのに、
1つ1つの出来事が、その場面場面を色濃く出していると思いました。
ぜひ、学生さんに読んでもらいたい1冊である。
また、学生生活を終え、ちょっと落ち着いた人が読んでも良い作品である。
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