女帝―小説・尾上縫

著者 : 清水一行
  • 朝日新聞 (1993年9月発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022566706

女帝―小説・尾上縫の感想・レビュー・書評

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  • 非常に痛快な物語である。
    一人の人間が こんなにも 借金をすることが
    できるという ことが。
    「ヒトがよい」という言葉で片付けることが
    できないほどの魅力である。

    貧乏な生活で暮らし 離婚歴があり 
    そんなところから 仲居を はじめるところから
    物語が始まる。

    ハム屋さん 内村の登場。豪遊、妊娠、誕生、脳卒中で死ぬ。
    銀行のオーナー会長
    1月の戎の祭りの出会い。料亭の女将に。
    大東ハウス 高橋 絶え間のない援助

    3人の男が助けてくれたが 死んでから 悲劇が始まった。
    「霊感を持つ」 女として 再生。ビルを建てる。
    借金をする。利息の重さ。
    株というものにとりつかれる。

    何がなんだかわからないうちに 借金地獄に。
    借りたお金 2兆7千7百億円
    返したお金 2兆3千億円 1日の利息 約2億円。

    1個人として 最高な借金と返済額。
    スケールが大きいだけでなく
    金の力で人間は どこまでもやれる。
    このヒトが成功したら 小説にならなかった。

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