街道をゆく 39

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022567024

作品紹介・あらすじ

ブルックリン橋をわたり、勃興期のアメリカ文明を思う。親友ドナルド・キーン教授のコロンビア大学退官を見つめながら、豊かにひろがった日本学の水脈を遡行する…。

感想・レビュー・書評

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  • 司馬遼太郎著

  • 司馬遼太郎は作家だわ‼️

  • いままで司馬遼太郎とアメリカというものが結びつかず街道をゆくシリーズでもなぜか敬遠していたものであるが、「司馬遼太郎の歳月」の中でアメリカとの関わり方に司馬遼太郎自体が悩んでいたとの言及があり、読むこととした。他の紀行と比べてあまりアメリカ自体の歴史や民族性などの掘り下げは少なく、コロンビア大学を中心としたアメリカにおける日本学の歩みに焦点が据えてある。

  • 紐育と司馬遼、あんまり結びつかない印象を持っていたけど、読了後もその感覚は変わらなかったかな?
    相変わらずの薀蓄ぶりだけれど、何処と無く所在無さげというか。やっぱりアジアの中の日本を意識させる作家ということかと。
    あと画伯が変わっていたのはちょい寂しいかも。良い意味で変な人との珍道中は読んでいるだけで楽しいですから、村上春樹と安西画伯しかり。

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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