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- Amazon.co.jp ・本 (485ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022569004
作品紹介・あらすじ
中世という時期には、十三湊とその周辺こそ"北のまほろば"だったかもしれない。太宰治が「悲しき国」と嘆いた津軽・南部・下北。"けかち(飢饉)"に悩まされてきた僻陬の地に、豊饒の歴史の鉱脈を探る。
感想・レビュー・書評
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八戸に行くので読んだけど、ほぼ全篇津軽だった、、、
津軽、下北の風土と歴史が生み出す風景と人物。青森県という不思議な区分けの県の中身に思いを馳せる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
津軽のすばらしい気候について
風土について、人について。
そして、悲しい歴史について。
幅広い視点から、あちこち実際に現地を
訪れて、人に会われて、会話し、
一層深く、その土地のすばらしさを
愛情をもって紹介されるのは
司馬さんの筆力あってのこと。
心洗われる想いで読了し
訪れた津軽は豊かな自然と
寒い分、人の心のあたたかさが
感じられるすばらしい地だった。
旅を愉しく、豊かにしてくれた一冊。 -
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