街道をゆく 41

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (485ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022569004

作品紹介・あらすじ

中世という時期には、十三湊とその周辺こそ"北のまほろば"だったかもしれない。太宰治が「悲しき国」と嘆いた津軽・南部・下北。"けかち(飢饉)"に悩まされてきた僻陬の地に、豊饒の歴史の鉱脈を探る。

感想・レビュー・書評

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  • 八戸に行くので読んだけど、ほぼ全篇津軽だった、、、
    津軽、下北の風土と歴史が生み出す風景と人物。青森県という不思議な区分けの県の中身に思いを馳せる。

  • 津軽のすばらしい気候について
    風土について、人について。
    そして、悲しい歴史について。

    幅広い視点から、あちこち実際に現地を
    訪れて、人に会われて、会話し、
    一層深く、その土地のすばらしさを
    愛情をもって紹介されるのは
    司馬さんの筆力あってのこと。

    心洗われる想いで読了し
    訪れた津軽は豊かな自然と
    寒い分、人の心のあたたかさが
    感じられるすばらしい地だった。

    旅を愉しく、豊かにしてくれた一冊。

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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