クレオパトラ〈上〉

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著者 : 宮尾登美子
  • 朝日新聞社 (1996年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022570321

作品紹介

父と姉とが戦い混迷が続くプトレマイオス朝。美しく聡明な女王は運命の男シーザーと出会う。

クレオパトラ〈上〉の感想・レビュー・書評

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  • 14歳のクレオパトラが親子間で起こった勢力争いから逃れるため、王宮を脱出する所から物語は始まります。
    その後争いが終結を迎え、王宮に戻ったクレオパトラですが、まもなく父王が亡くなり、王の遺言のもと、実の弟と結婚する事となります。
    しかし実の弟を一人の男として見る事の出来ないクレオパトラは身の危険を感じ、また王宮を脱出してローマの英雄シーザーに救いを求めます。

    上巻ではクレオパトラがその後シーザーとの間に一児をもうけたあたりまでが描かれていました。
    歴史小説というにはちょっと物足りない。
    クレオパトラという一人の女性を描いた小説としては、歴史的な出来事を追う事に終始されているという印象。
    どちらにしろ、中途半端な感じです。

    宮尾登美子さんの人間描写は素晴らしく、その人間のおかれた自然描写も素敵なのに、この本はその文章力が生かされてないような・・・。
    日本が舞台のお話の方がこの方の文章力が生かされるのかな?などと思いました。

    それにしても血を分けた実の親子間、姉弟間で結婚が成立するのって、どうにも理解できない感覚です。
    当時の女性はそれを当たり前と受けとめていたのか、それとも違和感をもちながら受け入れていたのか・・・。
    女王といえど、歴史上の女性はいつも弱い立場だと思います。

  • クレオパトラの生涯は大体知っていましたが、
    この本の中では知性と美貌を持つ、すばらしい女性でした。
    愛する人と結婚をして子供たちと幸せに暮らしたいという、一人の女性でした。
    シーザーと幸せにさせてあげたかった。
    女王として生きるならば、もっとクールに世界を見て欲しかった。

  • 上巻では、クレオパトラ、ただの世間知らずの初めての恋に狂っちゃったおバカさん、という印象しかもたなかったな。
    こんな人にギリシャが動かせたんだろうか…。
    なんの魅力もない。
    結局歴史って実は性とは切り離せないものがあるんだなぁ。

  • 日曜の朝刊で連載していたので、毎週楽しみにしてました。挿絵も美しかった・・・クレさんかっこいー!

  • 苦悩する若きクレオパトラにときめきます!壮大ロマン…

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