対談集 日本人への遺言

  • 朝日新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022570598

作品紹介・あらすじ

このままではこの国は滅びる。作家・司馬遼太郎が各界の第一人者6氏と語り合った日本の未来。最後の対談。

感想・レビュー・書評

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  • 田中直毅との対談
    日本人はどんな時でも対外的借金を返してきた。国がどん底の時も外債を返してきた。日本は律儀だった。
    バブル崩壊後の日本の低迷いついて・・日本は再び敗戦をむかえたに同じ。それ以上に深刻かもしれない。
    宮崎駿との対談
    人間は大人になっても一人ずつ子供を持っている。芸術面・創造面は子供が受け持ち、社会面は大人が受け持つ。歳をとると自分の中の子供が干からびてきてしまう。
    日本は中国に対し常に贖罪の意識が働き、ベトナムは中国の侵略傾向に対して警戒と反感を。中国の古い文明に対して尊敬あるいはエキゾチシズムを持っている国も。基本的中国観に違いがある。
    ロナルド・トビとの対談
    韓国では驚くべきことに、370年前の壬申倭乱【秀吉が朝鮮侵略を企てた文禄慶長の役)という戦争の記憶が人々の心の中にまだ生々しく生きている。この戦争の集団的記憶が韓国人の日本人観を作っているのではないか。
    エスノセントリズム・・自分の文化が最高にいいと思う事
    人間は本性に近い所でエスノセントリズムをもっている。

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著者プロフィール

司馬遼太郎は、1923年、大阪市生まれの日本の歴史小説家・エッセイストである。故人。
本名、福田 定一(ふくだ ていいち)。大阪府大阪市生まれ。筆名の由来は「司馬遷に遼(はるか)に及ばざる日本の者(故に太郎)」から来ている。
特に歴史小説の大家として知られ、代表作は「竜馬がゆく」「坂の上の雲」「翔ぶが如く」「燃えよ剣」「新撰組血風録」「菜の花の沖」「花神」「世に棲む日日」「梟の城」「関が原」「功名が辻」「国盗り物語」「街道をゆく」「十一番目の志士」「城をとる話」「風神の門」「二十一世紀に生きる君たちへ」他多数。その多くが大河ドラマ化、テレビドラマ化、映画化、コミック化などの形でマルチメディア展開されている。

司馬遼太郎は産経新聞社記者として在職中の1960年に、『梟の城』で直木賞を受賞。
1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞を受賞したのを始め、数々の賞を受賞。
戦国・幕末・明治を扱った作品が多い。
1996年2月に72歳で逝去。
2001年には、東大阪市の自宅隣に司馬遼太郎記念館が開館。

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