あなたと読む恋の歌百首

著者 :
  • 朝日新聞社
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本棚登録 : 100
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022571632

感想・レビュー・書評

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    【内容紹介】
    毎週一首ずつ恋の歌をとり上げ、その解釈と鑑賞をまじえたエッセー。新鮮でかつ深い洞察に富んでおり、若い人々のための恰好の和歌への手引書にもなる。朝日新聞日曜版に連載されて好評だったコラムの単行本化。

    【キーワード】
    単行本・コラム・和歌・恋愛


    ++++++1

  • 「恋」をテーマに、俵万智さんが選び、解説を寄せた作品集。

    ただ一言同じテーマを掲げてみても、相手を燃やし尽さんとするような激しいものから、一見恋を描いていると思えないような作品まで様々。
    私はやはり、奥ゆかしい比喩の向こう側からふと甘さや苦さが香る作品、あるいは忍恋のような物物哀しい作品が、短歌という形式と相まってとても美しいな、と感じました。

    限られた文字数だからこそ、結晶化したかのように美しく無垢な言葉たちが、とっても魅力的な作品たちでした。

    自分も歌を詠んでみたくなります。

  • 恋の歌ばかり百首。
    人の恋はおなかいっぱいになるね。
    俵万智さんは短歌の技術は優れていても、わたしとは違う人種だと思う、俵さんの解釈やらエッセイやらは読み飛ばしたい気分というか、紹介していただいた短歌を好きなように解釈したい。
    切り絵が安野光雅。

  • 気になっていた一冊ではあったけれど、今出会ったことに運命的な何かを感じずにはいられない。
    どうしても購入せずにはいられなかった。
    ぐさぐさ刺さる。



    苦しいくらいの、好き。

    短歌の中に自分をみつける。


    こんな風に誰かを好きになれたというのは、幸せなことなのかもしれない。

    最初は刺さりすぎて辛かったけど、読み終わる頃には浄化されて肩の力がすっと抜けたような、そんな感じになった。


    きっとその時々で、感じ方とか響く歌とかが変わっていくんだろうな。楽しみ。
    今後も折に触れて開きたい一冊。
    歌のチョイスはもちろん、エッセイ部分も好きです。
    好きな歌や文章をあげようかと思ったけど、多すぎて諦めた。

  • 五七五七七のわずか31文字で表現された恋の歌が一〇一首。俵万智さんの解釈と鑑賞でぐっと身近に楽しめます。「あなたと読む」とあるように、素敵な歌の数々に思わず感情移入してしまいます。恋愛経験をたくさん積んだあなたにも、恋愛初心者のあなたにも、どちらにもおすすめの一冊です。

  • 三十一文字で様々な想いや人間関係が歌われており、それを著者が読み解いている本です。好きな歌を見つけるもよし、著者とは異なる解釈をしてもよし、一首読んでみるだけで、恋愛小説一作品を味わったかのような気分になりますよ。

    【福岡教育大学】ペンネーム:うにゅう

  • 恋してるときも、恋してないときも、いいよ。読むと。

  • 現代短歌が俵万智さんの解説でわかりやすく説明してある。いろんな人の短歌をまとめて読むことが出来てよかった。
    抜粋 『体温計くわえて窓に額つけ「ゆひら」とさわぐ雪のことかよ』穂村弘

  • やさしいキモチになれます

  • 抜粋

    「せつなさと淋しさの違い問うきみに口づけをせり これはせつなさ」 田中章義

    「息あつくわれをまく腕耐へてきしかなしみをこそ抱かれたきを」 沢口芙美

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著者プロフィール

俵万智(たわら まち)
1962年大阪府生まれの歌人。同四條畷市、福井県武生市で育ち、福井県立藤島高等学校を経て早稲田大学第一文学部に入学。
1986年『八月の朝』で角川短歌賞受賞。1987年『サラダ記念日』を刊行し、空前の大ヒットとなる。他の歌集に『かぜのてのひら』『チョコレート革命』『プーさんの鼻』『オレがマリオ』など。他の著作に『愛する源氏物語』『俵万智訳 みだれ髪』など。2018年に『牧水の恋』を刊行。

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