あなたと読む恋の歌百首

著者 :
  • 朝日新聞社
3.86
  • (9)
  • (13)
  • (14)
  • (0)
  • (0)
  • 本棚登録 :87
  • レビュー :12
  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022571632

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 「恋」をテーマに、俵万智さんが選び、解説を寄せた作品集。

    ただ一言同じテーマを掲げてみても、相手を燃やし尽さんとするような激しいものから、一見恋を描いていると思えないような作品まで様々。
    私はやはり、奥ゆかしい比喩の向こう側からふと甘さや苦さが香る作品、あるいは忍恋のような物物哀しい作品が、短歌という形式と相まってとても美しいな、と感じました。

    限られた文字数だからこそ、結晶化したかのように美しく無垢な言葉たちが、とっても魅力的な作品たちでした。

    自分も歌を詠んでみたくなります。

  • 恋の歌ばかり百首。
    人の恋はおなかいっぱいになるね。
    俵万智さんは短歌の技術は優れていても、わたしとは違う人種だと思う、俵さんの解釈やらエッセイやらは読み飛ばしたい気分というか、紹介していただいた短歌を好きなように解釈したい。
    切り絵が安野光雅。

  • 気になっていた一冊ではあったけれど、今出会ったことに運命的な何かを感じずにはいられない。
    どうしても購入せずにはいられなかった。
    ぐさぐさ刺さる。



    苦しいくらいの、好き。

    短歌の中に自分をみつける。


    こんな風に誰かを好きになれたというのは、幸せなことなのかもしれない。

    最初は刺さりすぎて辛かったけど、読み終わる頃には浄化されて肩の力がすっと抜けたような、そんな感じになった。


    きっとその時々で、感じ方とか響く歌とかが変わっていくんだろうな。楽しみ。
    今後も折に触れて開きたい一冊。
    歌のチョイスはもちろん、エッセイ部分も好きです。
    好きな歌や文章をあげようかと思ったけど、多すぎて諦めた。

  • 五七五七七のわずか31文字で表現された恋の歌が一〇一首。俵万智さんの解釈と鑑賞でぐっと身近に楽しめます。「あなたと読む」とあるように、素敵な歌の数々に思わず感情移入してしまいます。恋愛経験をたくさん積んだあなたにも、恋愛初心者のあなたにも、どちらにもおすすめの一冊です。

  • 三十一文字で様々な想いや人間関係が歌われており、それを著者が読み解いている本です。好きな歌を見つけるもよし、著者とは異なる解釈をしてもよし、一首読んでみるだけで、恋愛小説一作品を味わったかのような気分になりますよ。

    【福岡教育大学】ペンネーム:うにゅう

  • 恋してるときも、恋してないときも、いいよ。読むと。

  • 現代短歌が俵万智さんの解説でわかりやすく説明してある。いろんな人の短歌をまとめて読むことが出来てよかった。
    抜粋 『体温計くわえて窓に額つけ「ゆひら」とさわぐ雪のことかよ』穂村弘

  • やさしいキモチになれます

  • 抜粋

    「せつなさと淋しさの違い問うきみに口づけをせり これはせつなさ」 田中章義

    「息あつくわれをまく腕耐へてきしかなしみをこそ抱かれたきを」 沢口芙美

  • 選りすぐりの恋の歌。恋愛中に読むと、より心に響く。わたしの好きな歌は山崎方代の「一度だけ本当の恋がありまして南天の実が知っております」。静かで潔くて、こんな風に人を愛せたらな、と憧れる。

全12件中 1 - 10件を表示

あなたと読む恋の歌百首のその他の作品

俵万智の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

あなたと読む恋の歌百首はこんな本です

ツイートする