親子丼の丸かじり

  • 朝日新聞出版
3.39
  • (1)
  • (6)
  • (10)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 34
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022572134

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「面白うてやがてハッとする丸かじり」アゲアゲ☆

  • 図書館の本

    内容(「BOOK」データベースより)
    焼き鳥各部論・駅の中で・飲む・お茶漬ゴロゴロ・キンピラ族の旗手は?・香港物情特別大調査報告。

    氷の話と、佐渡のおそばの話、香港の飲茶の話が気になりました。
    駅の中の居酒屋ってまだあるのかしら?
    トマトといたわさの話は思わず笑いがもれました。

  • 今回の名フレーズは「調査とは、洞察力の問題でもあるのだ」という一文。最近研究というお仕事に携わるようになってから、このことはほんとによく分かります!

    たとえ目になじんだものであっても、新鮮な驚きを必ず見つけてくる東海林さだおの洞察力はすごいと思います。
    あと、人を観察する目が鋭くて面白い。食べ物そのものだけじゃなくて、そのシチュエーションにいる人の描き方が面白いから、こんなにも情景が目に浮かぶのだと思います。

    でも衝撃だったのは、東海林さだおが「漫画家」だったことw
    エッセイストで絵も描けるくらいだと思ってたwww

    東海林さだおの本を読むと、凝り固まったものがふっと崩れる気がします。「マカオ返還」とか「アムロ」とか、フレーズが懐かしいものが多い巻でした。

  • シリーズ14冊目☆コギャルって言葉懐かしすぎるね(^-^;。久々に見て衝撃うけたわ。親子丼とか食べてないなぁ。最後の話で回転寿司行きたくなった。

  • 丸かじりシリーズその14。
    「香港食いまくり篇」が面白かった。へびスープの「ウマいか、と訊かれれば、苦笑いをしたのち、またうつむいて黙ってスープをすすり続ける、という味だ」という表現がだいたい想像できて笑ってしまった。

  • 最近、普通の食堂で親子丼をめっきり食べなくなった理由が
    ここに書いてある理由通りだときづいた!

  • 名古屋に言ったくだりがとても好きです。今すぐ名古屋へ行きたいくらいです。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

東海林さだお=1937年東京生まれ。漫画家、エッセイスト。早稲田大学文学部露文科中退。早大漫画研究会草創期のメンバー。文藝春秋漫画賞、講談社エッセイ賞、菊池寛賞、日本漫画家協会賞大賞を受賞。漫画に『新漫画文学全集』『ショージ君』など、長期連載のエッセイに「男の分別学」「あれも食いたいこれも食いたい」など。

「2021年 『東海林さだおアンソロジー 人間は哀れである』 で使われていた紹介文から引用しています。」

東海林さだおの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
東海林 さだお
東海林 さだお
奥田 英朗
東海林 さだお
東海林 さだお
東海林 さだお
東海林 さだお
東海林 さだお
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×