語る禅僧

  • 朝日新聞社 (1998年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784022572189

みんなの感想まとめ

深い哲学と人間ドラマが交錯するこの作品は、禅僧たちの独特な視点を通じて「生き難さ」を探求しています。特に、スロバキアから出家を志願する青年や、文化革命を生き延びた中国の僧侶など、個性的なキャラクターた...

感想・レビュー・書評

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  • この本は結構面白かった。
    仏教的な部分よりも(申し訳ない)、元ネタというか南さん周囲の人間がおもしろい。

    ☆スロバキアからきた出家志願者
    永平寺にすわりこむ。
    悪名高い?永平寺ですが、そこに入るためにはけっこうな手続きや人的バックアップが必要なんだなと、そこが参考になりました。
    このスロバキアのお兄さんがその後どうなったか知りたい。

    ☆二回り以上年上の彼女さん
    南さんがいろいろと面白い男に見えたんでしょうなあ。

    ☆文化革命を生き延びた中国のお坊さん
    唐の時代、いわゆる会昌の法難のときには、柔軟な対応をする禅僧のほうが賞揚されている気もするのだが。
    まあ個人のレベルではいろいろ思うところあったのでしょう。

  • 衝撃的な過去の告白もあり。批判も覚悟で書かれたものだろう。「生き難さ」への模範解答ではないけれど、個人的にはいろいろなもの事について腑に落ちた。

  • 僧侶というと、いかにも良心で出来上がっているかのような存在というイメージを持っていたが、著者は己に正直であり、人間的でユーモアのある人だと思った。
    禅、仏教学の考え方の要素がベースとなった、著者の視点から見据えた経験と社会の在り方云々を書き連ねた本。

    考え方が好き。

  • 3,800円

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著者プロフィール

1958年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、大手百貨店に勤務。1984年、曹洞宗で出家得度、同年、大本山永平寺に入山。以後、約20年の修行生活を送る。2003年に下山。現在、福井県霊泉寺住職、青森県恐山菩提寺院代。著書に、『語る禅僧』(ちくま文庫)、『日常生活のなかの禅』(講談社選書メチエ)、『「問い」から始まる仏教――私を探る自己との対話』(佼成出版社)、『老師と少年』(新潮文庫)、『『正法眼蔵』を読む――存在するとはどういうことか』(講談社選書メチエ)、『出家の覚悟――日本を救う仏教からのアプローチ』(スマラサーラ氏との共著、サンガ選書)、『人は死ぬから生きられる――脳科学者と禅僧の問答』(茂木健一郎氏との共著、新潮新書)など多数。

「2023年 『賭ける仏教 出家の本懐を問う6つの対話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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