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著者 :
  • 朝日新聞出版
3.48
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本棚登録 : 1902
感想 : 171
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  • Amazon.co.jp ・本 (573ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022572448

感想・レビュー・書評

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  • 競売のことや占有屋のことなど、はじめて知ることばかりでとにかく面白く読めました。家族の絆とは何かということをいろいろな家族を描いて問いかけてきます。さまざまな過去を持つ人間を見事に描き分けていて、見事です。

  • あるマンションで起きた殺人事件。

    しかし、そこに暮らしていた人々は、
    本当の家族では無かったと言う
    そう言うストーリー。

    切ない物語です。

  • 色々な人がそれぞれの視点と立場から述べていくその内容が
    それぞれで食い違っていてでもそれなりに納得して
    色々な意見の違いはこうやって出来るのかなー
    と本編と関係ない部分で楽しんでました。

  • これが初めての宮部作品で、頭を鈍器で殴られたような衝撃だった。
    それから彼女の作品をむさぼるように読んでいます。

  • 映画化する前に読んで、映画化後も読み返したもの
    映画化してもあまりダメージ受けなかった内容でよかった。

    一部、あれ?ここのところの謎が説明されてない?
    と思った箇所があったけど・・・

  • せっかく宮部みゆきを読めた&帰省したので
    日向でぽっきーとまったりしながら、こいつを読破。
    誰が犯人?ていうハラハラはないけれど
    どゆこと?という気持ちは最後まで持てて面白かった。
    あぁ犯罪ってこうやって起きて、こうやって捜査されるんだみたいな
    なんか教わった感じだった。
    現代日本の問題。。というよりも、何か違うなぁ。何だろう。

  • 長いだけ

  • 殺人事件、不動産問題、シングルマザー、核になりうるテーマはたくさんあった。
    しかし、本質的にどれも核のストーリーにはなりきれていないため、他の著者が描いたとしたら、おそらく捉えどころのない物語になっていただろう。
    登場人物が不必要に多いのも残念だが、それでも各個人の背景と思想を読者に伝える技術は
    著者の一番得意としているところであり、ストーリーを捉えどころのないものから壮大なものへとうまく昇華できている。

  • 新聞連載で読み、挫折した作品です。これで宮部みゆきは面白くないという先入観を持ったんでしょうね。途中で無視しましたから、内容は判っていませんでした。
    で、今は宮部ファンになり(^^;・・十数年振りに読んで・・面白かった(笑)家族と地域、マスコミをインタヴューの振り返りで表現し、それぞれの問題が実は深い。ただ、問題を抉って解決はない。虚しさが重く、救いも欲しかったなぁ〜

  • 競売物件をめぐっての事件。「模倣犯」のように現実味があってこわかった。
    ただ、男がマンションから落ちていく瞬間の描写をもっと詳しくしてほしかった。

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著者プロフィール

1960年東京都生まれ。87年『我らが隣人の犯罪』で、「オール讀物推理小説新人賞」を受賞し、デビュー。92年『龍は眠る』で「日本推理作家協会賞」、『本所深川ふしぎ草紙』で「吉川英治文学新人賞」を受賞。93年『火車』で「山本周五郎賞」、99年『理由』で「直木賞」を受賞する。その他著書に、『おそろし』『あんじゅう』『泣き童子』『三鬼』『あやかし草紙』『黒武御神火御殿』「三島屋」シリーズ等がある。

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