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- 本 ・本 (424ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022572837
感想・レビュー・書評
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マックス・ウェーバーの社会学の研究者として出発しながらも、その後ユング心理学の研究に転じた著者が、ユングの思想を解釈している本です。
「元型それ自体」と「元型的イメージ」が実体的に区別されるという理解をしりぞけ、元型の働きをパターン・マッチングとしてとらえなおすなど、著者独自の解釈が随所に見られます。また、「対立物の結合」という考えに基づいて、ユングの錬金術研究やグノーシス主義への傾倒が何を意味していたのかということについても、突っ込んだ考察が展開されています。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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