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- Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022573179
作品紹介・あらすじ
幕末の政局が大政奉還か武力倒幕かの決着をめざして急速に動きだしていた時期、サトウは情報収集をかねて、大坂から江戸まで、東海道の旅に出た。サトウの眼に映った庶民の姿は?一方、パリでは万国博覧会への参加をめぐって、幕府と薩摩が熾烈な外交戦を展開する。
感想・レビュー・書評
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本書の「アーネスト・サトウ」による日本国内旅行の記録は、まるで「ガイドブック」を読むかのような楽しさに満ちており、江戸期日本がいかに美しい国だったのかがわかる思いがした。
「ガイドブック」の同じパターンが何回も繰り返されると、さすがにちょっと飽きてはくるが、これも本書のもつ多様なおもしろさの一つだろう。
また、本書には「アーネスト・サトウ」の交友範囲に「明治」をいろどる「著名人」が多々出てくる。
これらの明治の偉人たちのキャラもわかるような政治的活動がこれから詳細に繰り広げられるかと思うとワクワクする思いを持った。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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