時ノアゲアシ取リ 笙野頼子窯変小説集

  • 朝日新聞社 (1999年1月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (216ページ) / ISBN・EAN: 9784022573438

みんなの感想まとめ

日常の断片を幻想的に描く短編集は、作者の独特な視点を通じて、私たちの身近な感情や出来事を掘り下げています。特に「魚の光」では、幻想的なエピソードが印象的で、読む者を夢の世界へと誘います。また、「一九九...

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  • 『時ノアゲアシ取り』、『人形の正座』、『一九九六、段差のある一日』、『使い魔の日記』、『壊れるところを見ていた』、『夜のグローブ座』、『魚の光』、『蓮の下の亀』、『一九九六・丙子、段差のある一年』の10篇からなる短編集。『魚の光』が幻想的で一番好み。『一九九六・丙子、段差のある一年』は、母を失った気持ちが痛切だが、それを小説家として客観視しているのが余計に辛く感じる。今度から「外出」は「遠足」と言う事にしようと、思った。

  • 日常雑記とも私小説ともつかない短編集。「夜のグローブ座」なんかはひたすら“たま(※イカ天バンド)”のライブレポみたいになってて、お好きだったとは意外。ひたすら魚がらみのエピソードの羅列だけれど幻想的な「魚の光」と、たまごっちの亀バージョン?“亀でんねん”などカメグッズ集めエピソードの「蓮の下の亀」あたりが好きでした。『母の発達』と実際の母の死についての「一九九六・丙子、段差のある一年」 は、物悲しいというか、いたたまれない気持ちになった。

    ※収録作品
    「時ノアゲアシ取リ」「人形の正座」「一九九六、段差のある一日」「使い魔の日記」「壊れるところを見ていた」「夜のグローブ座」「魚の光」「蓮の下の亀」「全ての遠足」「一九九六・丙子、段差のある一年」

  • 2010/8/6購入

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著者プロフィール

笙野頼子(しょうの よりこ)
1956年三重県生まれ。立命館大学法学部卒業。
81年「極楽」で群像新人文学賞受賞。91年『なにもしてない』で野間文芸新人賞、94年『二百回忌』で三島由紀夫賞、同年「タイムスリップ・コンビナート」で芥川龍之介賞、2001年『幽界森娘異聞』で泉鏡花文学賞、04年『水晶内制度』でセンス・オブ・ジェンダー大賞、05年『金毘羅』で伊藤整文学賞、14年『未闘病記―膠原病、「混合性結合組織病」の』で野間文芸賞をそれぞれ受賞。
著書に『ひょうすべの国―植民人喰い条約』『さあ、文学で戦争を止めよう 猫キッチン荒神』『ウラミズモ奴隷選挙』『会いに行って 静流藤娘紀行』『猫沼』『笙野頼子発禁小説集』『女肉男食 ジェンダーの怖い話』『解禁随筆集』など多数。
11年から16年まで立教大学大学院特任教授。

「2025年 『白内障完治年の老婆カレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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