ゆめはるか吉屋信子 下: 秋灯机の上の幾山河

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (579ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022573933

作品紹介・あらすじ

女学生のバイブル『花物語』から、晩年の『女人平家』まで。吉屋信子の半世紀をこえる小説世界に、明るい無常感がため息のように吹き渡る。そしてまた、女性への深い愛と、風趣に富む男性像…。「私は少女時代から吉屋さんの熱烈なファンであった」と告白する著者ならではの実感的な吉屋信子伝。

感想・レビュー・書評

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  • 作家として活躍し始めた巻。
    信子が書いた『北政所』を読みたかったな……。

  • 吉屋信子の評伝ですが、なぜか宇野千代のファンになっていた私。かっこいい女だったんですね!もちろん吉屋信子も大好きになりました。

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著者プロフィール

1928年3月27日生まれ、大阪府大阪市出身。樟蔭女子専門学校(現・大阪樟蔭女子大)卒業。1957年、雑誌の懸賞に佳作入選した『花狩』で、デビュー。64年『感傷旅行』で「芥川賞」を受賞。以後、『花衣ぬぐやまつわる……わが愛の杉田久女』『ひねくれ一茶』『道頓堀の雨に別れて以来なり 川柳作家・岸本水府とその時代』『新源氏物語』等が受賞作となる。95年「紫綬褒章」、2000年「文化功労者」、08年「文化勲章」を受章する。19年、総胆管結石による胆管炎のため死去。91歳没。

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