八つの顔を持つ男

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022575340

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  • <font color="#666666"><table style="width:75%;border:0;" border="0"><tr><td style="border:0;" valign="top" align="center"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022575344/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://ec1.images-amazon.com/images/I/21YHN5V9EHL.jpg" border="0" alt="八つの顔を持つ男"></a></td><td style="padding:0 0.4em;border:0;" valign="top"><a href="http://blog.fc2.com/goods/4022575344/yorimichikan-22" target="_blank"> 八つの顔を持つ男</a><br>清水 義範 (2000/09)<br>朝日新聞社<br><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022575344/yorimichikan-22/ref=nosim/" target="_blank"> この商品の詳細を見る</a></td></tr></table>
    <blockquote><p><strong>松本正幸、静岡県出身の五十歳。旭教育図書出版の電子メディア部長で、妻と一男一女の平凡な家庭を営む―。様々な『顔』を持つ松本をめぐる、企業小説でラブストーリーでサスペンスで、はたまたホームドラマでもある奇妙な連作長篇。</strong></p></blockquote>
    タイトルを見て、どんなサスペンスフルな物語なのだろうかと思ったのだが、松本正幸というどこにでもいる中年の男の物語だった。
    こう書いてしまうと身も蓋もないが、ひとりの取り立てて特別なところのない人間でも一冊の物語になるということの証明にもなっている気がする。「秘密」の顔はいただけないが、だれもがいまもいくつもの顔を使い分けて生きているのである。</font>

著者プロフィール

1947年愛知県生まれ。愛知教育大学教育学部国語学科卒業。1981年『昭和御前試合』でデビュー。1986年『蕎麦ときしめん』が話題となり、独自のパスティーシュ文学を確立する。1988年『国語入試問題必勝法』で第9回吉川英治文学新人賞を受賞。2009年、名古屋文化の神髄紹介とユーモアあふれる作風により第62回中日文化賞受賞。『永遠のジャック&ベティ』『金鯱の夢』『虚構市立不条理中学校』『朦朧戦記』等著書多数。また西原理恵子との共著として『おもしろくても理科』『どうころんでも社会科』『いやでも楽しめる算数』『はじめてわかる国語』などがある。

「2021年 『MONEY 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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