「自分の木」の下で

制作 : 大江健三郎 
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 379
感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784022576392

感想・レビュー・書評

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  • 大江さんの優しさがすごく伝わってきます。

  • とても優しい口調で孫に何かを言おうとするお爺さんの感じがした。

  • 人生は大きな数式を解いているようなもの。あのときの子供は、もう死んでいたのではないか?教えを覆す学校。若いときに読んで損はない。若くたって、ピンとくる。

  • 純粋で生まじめでなんだか現代の宮沢賢治という感じなのだが、いまいち馴染めないというか、共感できないというところが本音かなあ。例えて言うなら・・・非常に良い先生ということが大人になってからわかるんだけど、子供の掴みが悪いというか、理想とするところを提示するのにずれていて良さが理解されにくい先生という感じ。
    確かに良いことはわかるのだが、ストレートに私にドンとこないという感じか。
    人にはそれぞれ森に自分の(魂の)木があるという話は印象に残った。

  • 息子にも読ませたい

  • 自分の木の下で。自分を一本の木とした時、どんな木になっているだろう。幹は太いのか、葉は茂っているのか、根は深いのか。
    枝葉末節ではない、「優しさ」が全編を通して幹となっている一冊。
    自分の子供に「なんで子供は学校に行かなきゃいけないの?」と聞かれたときなんと答えますか?

  • 勉強って何でしないといけないんだろう。

    この本は本当は高校生くらいの時に呼んだらよかったのかもしれないけど、小学校の時に母に「あなたにはまだ難しいかも」って言われてからずっとこれって難しいんだって思ってた。

    大学生になったら、とっても簡単に読めたw
    成長ってこういうこと

  • 高校時代に読んだが、我が子の才能を信じて成長を見守る親の姿に心を打たれた。

  • /?day=20100813

  • 学校へ行こう。

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著者プロフィール

大江健三郎(おおえけんざぶろう)
1935年1月、愛媛県喜多郡内子町(旧大瀬村)に生まれる。東京大学フランス文学科在学中の1957年に「奇妙な仕事」で東大五月祭賞を受賞する。さらに在学中の58年、当時最年少の23歳で「飼育」にて芥川賞、64年『個人的な体験』で新潮文学賞、67年『万延元年のフットボール』で谷崎賞、73年『洪水はわが魂におよび』で野間文芸賞、83年『「雨の木」(レイン・ツリー)を聴く女たち』で読売文学賞、『新しい人よ眼ざめよ』で大佛賞、84年「河馬に噛まれる」で川端賞、90年『人生の親戚』で伊藤整文学賞をそれぞれ受賞。94年には、「詩的な力によって想像的な世界を創りだした。そこでは人生と神話が渾然一体となり、現代の人間の窮状を描いて読者の心をかき乱すような情景が形作られている」という理由でノーベル文学賞を受賞した。

「2019年 『大江健三郎全小説 第13巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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