鬼譚草紙

  • 朝日新聞社
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本棚登録 : 98
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022576569

感想・レビュー・書評

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  • 「Hな譚(はなし)をやりたいねぇ」ということで実現した夢枕獏さんの物語と天野喜孝さんのイラスト。
    エロティックな描写と絵が多くて、電車の中で読んでると思わず後ろの人に覗かれてないか確認をしてしまうほど。
    でも愛にあふれてるのよねぇ。
    それに、今ではまれな百鬼夜行の体験談も、闇夜の多い平安の時代なら結構日常だったのかも……と思わせる。
    今みたいにお気軽に恋愛ができる世の中と違って、このときの恋愛は生霊になってしまったり鬼になってしまったり。
    いや、本来それが正当な恋愛だったのかも。
    今はストーカー=悪みたいな感じだけど、この時代には当たり前だったのかなぁ。
    ま、人の気持ちを法に当てはめることが難しいんだろうけど。
    「陰陽師」でメインを張っている(と私は思っている)博雅も出てきたり。
    久しぶりに、早く次を読みたいと思って一気に読んでしまった作品でした。

  • 半透明のセロファンで包んでいるような。
    仄かに香り立つエロスが素晴らしかった……。

    特に、性愛におぼれて堕落した高僧が、懸想していた妃を犯した話とか。

  • 天野 喜孝は良し。陰陽師シリーズといい、歴史ものは体に合わないというか単に教条趣味とか】うんちくのひけらかしばかりで面白くない。

  • 夢枕獏が書き、天野嘉孝が描く。戦慄のコラボレーション。鬼と人が交わり、人が鬼と化し、鬼が人を喰らう。妖艶で蠱惑的な平安物語絵巻。

  • 図書館で借りて後、買いました。
    絵と文章の世界観が大好き。何度も読みたくなる本。

  • 120422読了

  • この人が書く平安時代の世界観が好きだ。

    鬼と人の駆け引き。

    自分が鬼になっても会いたい。
    相手が鬼になっても会いたい。

    誰にでも心当たりのある、人と鬼との境目。
    その他人事でない強い想いが、物語をより惹きたてる。

  • 図書館で借りてみた。イラストレーター天野喜孝氏とのコンビネーションがグーッ。夢枕獏の平安時代モノはよい!

  • たまたま図書館で見つけて、「獏ちゃんと天野さんなら借りねばなるまい!」と借りてきたんですが…いやはや、ぶっちゃけ中身はえろ本でした^^; でも獏ちゃんの流麗な文章と天野氏の妖艶な絵がコラボすると、こんなにも格調高いえろになるんすね!さすがですv 小野篁の物語がとても哀切で良かったです。

  • 天野氏の挿絵が美しい。

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著者プロフィール

1951年、小田原生まれ。「上弦の月を喰べる獅子」で第10回日本SF大賞を受賞、「神々の山嶺」で第11回柴田練三郎賞を受賞。平成11年4月朝日新聞に「陰陽師(おんみょうじ)」を連載、陰陽道ブームの火付け役となる。著書に「魔獣狩り」シリーズ、「闇狩り師」シリーズなど。

「2018年 『バロルの晩餐会 ハロウィンと五つの謎々』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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