人が見たら蛙に化れ

著者 :
  • 朝日新聞社
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本棚登録 : 33
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022576866

感想・レビュー・書評

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  • 現代の「宝探し」物語。
    なりゆき上仕方ないのかもしれないが、できればハッピーエンドになってほしかったなぁ。

  • 村田さんの作品 初めて読みました。
    楽しかったです。

  • 美に魅せられた人たちの悲喜こもごも。
    骨董や絵画の世界でそれを生業として生きるというのは対象がつくられて何百年何千年経ってる可能性があるわけで、その途方もない力や美しさを目の当たりにしているのだからさぞやご本人たちも美しいと思ったらそうでもない。むしろ、美しいものを前にしても人間が生活することのつらさとか汚れとかが際立って目が離せない。どんなに美しくてもモノはモノ。汚くて目を背けたくなっても惹き付けられてしまうのは、生身の人間の儚い生の方なんだなぁと思ってうれしいようなむなしいような。
    登場人物たちには、どんな職業についていてもいいがとりあえず困ったときのために貯金はしとけと言いたい。

  • (2001.06.10読了)(新聞連載)
    (「MARC」データベースより)amazon
    幻のお宝を追って、九州の山里から萩、ロンドン、フィレンツェへと3組の男女がさすらいの旅に出た。モノ恋いか、人恋いか、美の蛙と道行きの切なくておかしい「骨董小説」。『朝日新聞』連載を単行本化にあたり加筆訂正。

  • とても面白かったです。
    作者の美術に対する造詣の深さと、美術品の表現の豊かさによって、自分もその美術品に相対しているようなわくわくを感じることが出来ます。
    方言が聞きなれない感じで、四国あたりの県かな?と思っていたら地元が舞台のことが多く、驚きました。作者の出身が福岡でも北の方なのでちょっと方言が違うのかもしれません。

  • 3組の古物商を描いたこの小説、新聞連載中から毎日待ち遠しく読んでいました。欲得にまみれた人間のどうしようもない愚かさと同時に、美への果てしなき崇拝、物と通いあう心の不思議を描いて、これほど人間が愛おしいと思わせる小説も少ない。

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著者プロフィール

1945年、福岡県北九州市生まれ。87年、「鍋の中」で第95回芥川賞を受賞。90年、『白い山』で女流文学賞、92年、『真夜中の自転車』で平林たい子文学賞、97年、『蟹女』で紫式部文学賞、98年、「望潮」で川端康成文学賞、99年、『龍秘御天歌』で芸術選奨文部大臣賞、2010年、『故郷のわが家』で野間文芸賞を受賞。

「2014年 『屋根屋』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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