男はなぜ暴力をふるうのか―進化から見たレイプ・殺人・戦争

制作 : Michael Patrick Ghiglieri  松浦 俊輔 
  • 朝日新聞社
3.40
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  • 本棚登録 :22
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  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022576989

作品紹介・あらすじ

そのように造られているのか?ゴリラやチンパンジーにも見られるレイプ・殺し・戦争-近い遺伝子を持つオスたちの行動から男の暴力の謎に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    そのように造られているのか?
    ゴリラやチンパンジーにも見られるレイプ・殺し・戦争―近い遺伝子を持つオスたちの行動から男の暴力の謎に迫る。

    [ 目次 ]
    第1部 ルーツ(生まれつき悪いのか;人形使い;われわれはどんな生き物か)
    第2部 暴力(レイプ;殺人;戦争)
    第3部 対策(誰?俺のことか?)

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 『ヴィンランド・サガ』を読んで、「面白いけど全篇血だらけだ 何で自分はこれを平然と読むんだろう?」と疑問が湧いたので、類人猿学者が書いたこの本を読んでみた。ヒトと、兄弟種であるチンパンジーやゴリラの研究からわかる、私たちが生き物として持っている暴力性について。

    政治的に非常に不適切なこと、胸の悪くなるような実例が載っていて、でも目から鱗だった。子孫を残すためにヒトに組み込まれているコードがあって、それを直視せずに暴力の問題を解決することは不可能という著者の意見には賛成。でも、この問題を真剣に考えている人でさえ、その人の立場によっては見たくないだろうな。

    直視するための心理的壁がまず高いし(題名だけでカチンとくる男の人はけっこういると思う)、仮に人間の獣性がひろく認められたとしても、お猿の一種としてのヒトの行動原則に対する対策を、21世紀の複雑な世界に応用していく作業を思うと、気が遠くなりそう。でも、今のやり方が煮詰まっているんだったら、とりあえずお猿がどうしているのかを振りかえってみるのはありなんじゃないだろうか。

    個人的には、時代が変わってもパートナーに求める長所が変わらないことについて、謎が少し解けたのが収穫だった。

  • 原題は『The Dark Side of Man』。暴力について遺伝学や霊長類の行動学などから考察したものです。R.ドーキンスやB.サイクスリの本を読んだ延長で読んでみました。

    雄の暴力は、性淘汰上有利に働くため人間の男でも遺伝子にコード化されている、というもの。遺伝子的に非常に近いチンパンジーやゴリラを見ても明白だそうです。ドーキンスの『利己的な遺伝子』やサイクスリの『アダムの呪い』などでは自分の子孫(=遺伝子)を残すことにかかる雄と雌のコストバランスなどの話を通じてもっと洗練された形で言われていることを、割と思い切ってストレートに言っている感じです。最終章に解決策のようなことが書かれていますが、取ってつけたようで、ちょっと説得力がない。この分野の良書では備わっている文学性がないという印象です。

    うちにも男の子と女の子がいるんですが、確かにどうしてこうも違うものかね、と思うときはありますね...

  • 【目的】

    【引用】

    【感じたこと】

    【学んだこと】
    男と女では嫉妬は異なる。
    女は男の愛情が他にいかないように(子育て、経済)、男は自分の子供に投資できるように。

  • 社会を生物学で論じて非常に頭の中がスッキリする本です。

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