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- Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022577269
作品紹介・あらすじ
「あぶく景気」の「空騒ぎ」に疲れた諸氏必読!金と恋と文学と-欲に溺れる人間からこぼれる冷や汗と不敵な笑み。素寒貧もなんのその、一大不況の時代を乗り切る、救済と覚悟の書。
感想・レビュー・書評
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2010/9/21購入
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朝日新聞の人生相談コーナー
「解決策はありません、死ぬまで直りません・・・」という回答に違和感と明快さを感じて本書を読み始めた。
「しお壺の匙」「赤目四十八瀧心中未遂」読んでみたくなった。
村田喜代子、こんな美人なのに、この人もまた小説を書くという悪に取り憑かれた罪人なのか、難儀な女やな・・・
島崎藤村、芥川龍之介が「老獪な偽善者」と評している、
冷酷なリアリスト、冷酷な悪人だと思う。悪人だったからこそ、後世に「文豪」と言われるようになった。
文学の本質は悪である、反社会性である、反「世間の常識」である・・・
あらゆる文学者はある意味で犯罪者、人非人である。神様に向かって言葉を発する。
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