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- Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022577986
感想・レビュー・書評
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良かったのだけど、「体の贈り物」のイメージがまだ鮮烈だからつい比べちゃって3点。
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入院中に読了。看取る側、看取られる側それぞれについて思わされた。
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独り暮らしの母ががんで倒れる。姉妹が遠方から母の元に来て交代で看病する。だんだん弱っていく母を理性的には死へのシステムとして見つめながらも、温かく優しい感情で死の床の母に接していく。母の遺言通りに火葬してから峡谷に出かけて母の骨砂を姉妹で撒いてしまう。おもいっきり投げたその下には流れる水があった。誰にも訪れる死だが、そこには固有の会話やコミュニケーションがある。それが家族による看取りの姿だと思った。