家庭の医学

  • 朝日新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022577986

感想・レビュー・書評

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  • 良かったのだけど、「体の贈り物」のイメージがまだ鮮烈だからつい比べちゃって3点。

  • 入院中に読了。看取る側、看取られる側それぞれについて思わされた。

  •  独り暮らしの母ががんで倒れる。姉妹が遠方から母の元に来て交代で看病する。だんだん弱っていく母を理性的には死へのシステムとして見つめながらも、温かく優しい感情で死の床の母に接していく。母の遺言通りに火葬してから峡谷に出かけて母の骨砂を姉妹で撒いてしまう。おもいっきり投げたその下には流れる水があった。誰にも訪れる死だが、そこには固有の会話やコミュニケーションがある。それが家族による看取りの姿だと思った。

著者プロフィール

1956年ワシントン州生まれ、シアトル在住。作家。翻訳されている著書に『体の贈り物』『私たちがやったこと』『若かった日々』『家庭の医学』『犬たち』がある。『体の贈り物』でラムダ文学賞、ボストン書評家賞、太平洋岸北西地区書店連合賞受賞。

「2017年 『かつらの合っていない女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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