ネオコンとアメリカ帝国の幻想 (フォーリン・アフェアーズ・コレクション 特別版)

制作 : フォーリン・アフェアーズ・ジャパン 
  • 朝日新聞社出版
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レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022578556

作品紹介・あらすじ

ブッシュと新保守主義者たちは何を目指して走り続けるのか?国連安保理の衰退、壊れかけた米欧関係-圧倒的な軍事力で世界を翻弄する米単独行動主義の危険と限界を、ハンチントン、ハーシュ、ゴアらアメリカの知性が分析する。

感想・レビュー・書評

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  • アメリカの軍事技術のカギを握るハイテク企業の存続が国際市場に大きく依存している。軍事転用可能な二重技術こそ、アメリカ経済にとって、もっともうまみのあるグローバル市場への輸出品なのだ。

    アメリカは世界的な基準を設定し、脅威が何であるか、武力行使を行うべきかどうかを判断し、正義が何であるかを定義するグローバルな役割を担っている。
    1940年以降のアメリカの外交政策は近代の国際政治秩序の形成を促してきた2つの大戦略を基盤としてきた。1つは封じ込め政策、抑止、地球規模のBOPを軸とするリアリスト戦略。もう1つは戦後世界経済の再建を目標に第二次大戦中に考えられたリベラリズム。市場経済、民主主義諸国間の制度化された政治関係を中心に秩序を構築し、これを開放的な経済システムで支えるという青写真。

    戦争は国際政治を変化させる。
    現在の国際政治は、1つの超大国と数多くの大国が織りなす「単=多極システム」の時代にある。主要な国際問題の解決には超大国の行動だけでなく、書体国の共同行動が常に必要になる。

    アメリカの価値がよりアメリカ的に、ヨーロッパの価値がよりヨーロッパ的になってきている。

    国連システムが機能不全に陥った理由は法的な問題に遭遇したからではない。現在のシステムでは対応できない地政学状況が現れたから。国際的ルールを衰退させている法的ねじれは結果ではあっても、原因ではない。

    外敵から国を守ることはアメリカ政府のもっとも重要な基本的な任務である。

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