- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022578587
作品紹介・あらすじ
聖者の生涯、臨終場面、戒律、性の問題をキリスト教、イスラム教と比べて、ユーモアいっぱいに語りながら、仏教の核心へ。中沢新一の初の仏教論。
感想・レビュー・書評
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難しい仏教本よりかは、さらりと読めました。
他の宗教のことや心理学についても書かれていて、知識を広げることができました。
所々にある、仏教こばなしも楽しかったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
心理学者 河合速雄さんと、宗教学者 中沢新一さんが仏教について、気楽に?語り合った1冊。キリスト教、イスラム教徒の違い、戒律、科学との関係性など、なるほどとうならせる内容が満載。ただ、お二人が持つ知識が前提となっている内容も多く、そのあたりは素人にはちょっと難解ではありました。
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432号室に他一冊あり
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う~ん、一見すると易しい対談本なのだが…。仏教が、キリスト教やイスラム教などの他の宗教と比べてより根源的でありかつ未来的である、といったことは何となく伝わってくるのだが、内容が難解で。うんちくというか、何かとても重要な事が語られているようではあるのだが、とにかくつかみどころのない本でした。
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rlb 仏教
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今度またがっつり読みたいなぁ
仏教をこういう風に見ることが出来るのか!と興味深かった。
本当に大切なものは知覚できなくで、その周りをぐるぐる回ってるのみ(うろ覚え)みたいな話が印象に残った。 -
河合隼雄さんと題名に惹かれて借りた本。難しいテーマが分かりやすく・楽しく解説されていて、かなり面白かった。二人の考え方に大部分で共感出来たからかも。
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私も仏教が好きなので、この本を読んでみた。
数学や物理など、かなり高度な知識、
かつ「総合的な知識」を持ち合わせていないと、
理解出来ないところもあって、
これは死ぬまで、一生勉強だ、という思いを強くした。 -
哲学者・中沢新一と心理学者・河合隼雄との仏教を巡る対談。河合が中沢の意見を聞き出すという風に編集されている。
この二人だから,おもしろくないハズがない。
キリスト教,イスラム教,ユダヤ教,密教など,さまざまな宗教が語られる。そこに,精神分析,両界曼荼羅や量子力学のマトリックスまで出てきて,根源的な仏教のよさがあかされていく。
が,やはり内容は難解だ。編集部による註が充実されているのだが,あまりにも新しい言葉・人が出てきて,私には,本書を読みとるだけの前提条件が不足しているのを感じた。 -
理解できない。