プロ野球は崩壊する!―スポーツビジネス再生のシナリオ

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  • 朝日新聞社
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022579089

作品紹介・あらすじ

小久保選手無償トレード問題、近鉄の球団名売却事件、テレビ視聴率の低下、スター選手のメジャーリーグ移籍…噴出する問題の裏には何があるのか?ビジネスの観点から構造的欠陥を指摘し、魅力あるプロ野球復興を目指す。

感想・レビュー・書評

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  • MLB、バスケのMBA、アメフトのNFL、そしてアイスホッケーのNHLという米国4大リーグとの比較を中心として日本のプロ野球が如何に脆弱な組織であるかを思い知らされます。米国はメジャー30チームの他にマイナーがあることは知っていましたが、AAA、AA、A、独立など100チームがあり、合計130のプロ野球チームがあるというのは圧倒されました。NHLもそれに近い数です。そしてナベツネが社会主義は反対だと言ったというサラリー・ギャップ(年俸総額の規制)、放映権の一括管理、完全ドラフト制(ウィーバー制度)等も4大リーグでは導入され、TV放映権も集中管理されていると。やはり日本の巨人に頼ったプロ球界の異常さを感じました。福岡ダイエーの経営システム、集客成功の秘訣などについても新鮮に読むことが出来ました。この本が今年3月に出版されていたということは、6月以降の事態は予め予想された範囲だったのではないでしょうか?丁度、ダイエーの売却が新聞に出ました。

  • WBC2連覇したことにより日本での野球人口は以前よりかなり上がっていると思う。その野球を代表する、プロ野球が崩壊寸前であるということが分かった。確かに松井秀樹、イチロー、松坂大輔を代表とする多くのスター選手がメジャーリーグの挑戦で出ていってしまった。そのスター選手がいなくなったことにより、日本のプロ野球はいい選手がいなくなる。また、いい選手が出てきたとしてもまたメジャーに挑戦して、いなくなってしまう。これによりプロ野球のテレビ中継の視聴率が下がり、せっかくWBCを2連覇した意味がないと思った。

  • (2004/04)

  • 日本の代表的スポーツであるプロ野球がどんな形でダメになっているかが描かれていて、アメリカのスポーツビジネスと言った考えから遅れを取っているかが分かる。まだ日本のスポーツは完全にそれをビジネスとして考えている要素が少なく、改革にも踏み切れていない・・・。

    何かこの数年に手を打たないと日本のプロ野球はホントに崩壊してしまう気がする。早期な改革が起こる事を期待したい。

  • 帝京大学大坪先生のNPBに対する内容。
    2004年までのNPBでの問題点、それ以降の課題などを記している。
    現実を良く捉えた内容。
    論文の作成のときには再度観るべき内容。

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