- Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022579157
感想・レビュー・書評
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男気
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乗っ取り一味と商家を助ける貸元の戦い。山本さんの得意パターンだけど、はっきりとケリがついていない。続編があるのかな~・・時代物の勧善懲悪、人情、侠気を織り込んで展開もいいんだけど、型にはまりすぎ。まぁ、その方が読みやすいと判ってるんでけど、もう少し葛藤が欲しいって・・贅沢ですね(笑)
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期待してたのにちょっと期待先行だったかな。大店のあるじと賭場の貸元、ふとしたことから立場の違いを越えた男と男の腹を割った付き合いが始まる。やがて大店の乗っ取りの企てが明らかになり息を引き取る大店の主は後を貸元に託す。そして乗っ取りの仕掛け屋一味との対決が始まる。いまいち付き合いが始まるきっかけが強引な感じがする。乗っ取りの黒幕の意図もちょっと弱いって言うか、登場も少ないせいか影が薄すぎると言うか。乗っ取り屋一味も親分意外ちょっと間抜けが多いし、敵にしては不十分。ま、そんなこんなでも山本一力の世界は生き生きとしている。男気、ここぞと見込んだら信じついていく、そんな虚構の世界にほっとする。2005・10
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面白い。男気、品の溢れる作品。
ただ、尻すぼみな感じは否めない。
続編がいずれ出るのでは??と思ってしまう。 -
江戸の陰謀はこんなだったのかしら・・・
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あまり読まないタイプの作品だったのですが、あまりの作品の魅力の力強さに面白く一気に読んでしまいました。