ココロの止まり木

著者 : 河合隼雄
  • 朝日新聞社 (2004年5月14日発売)
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  • 本棚登録 :57
  • レビュー :6
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022579201

作品紹介

「明るく元気に」と励まされて苦しむ子供、がんばりすぎる中高年、そして老い…。日本人の悩みの現場に贈るココロの転換術。

ココロの止まり木の感想・レビュー・書評

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  • 気負わず、楽しみながら、やるべきことをやって、生きている河合さん。私もこんな晩年が送りたいです。
    たくさんのエッセイの中で「タテマエとホンネ」の章にとても共感しました。

    要約すると、日本人には本音と建前があって、「これぐらいいいかな」という民族全体が許容する部分があったのだが、
    「法的に問題ないならやっちゃえ」的な人がでてきたため、ちょっとの悪も許せなくなってきてる。 という。

    そうかもしれない!と、ひざを打つような思いがした。
    正論ばかりじゃ息苦しいんだよ。
    でも、縛りをゆるくすると、逆手にとる人がでてくる。

    河合さん、ご存命の間に会ってみたかったなぁ。

  • すっと、した。
    救われる部分と、考えを深めて落ち込んでしまう部分と。
    この心の葛藤をさせることが大事なのかな

  • ものごとの見方の変え方で、人生が豊かになったりするのですね。そして、読書はその助けになる。2015.10.4

  • いいエッセイが読みたいと思い、河合隼雄を選んでみた。
    河合隼雄の晩年に書かれた本なので
    やはり高齢化社会、老い方、死などに関して
    書かれたエッセイが多い。
    これは今は実感を持って分かることはできないけど
    自分が年を取ったときに響いてくると思うので
    大切に保存しておきたい本になると思う。

    それにしても、この本を読んでいると
    「楽しい」「おもしろい」「うれしかった」という
    言葉の頻度に驚く。
    河合隼雄は非常に感受性が豊かな人だったんだなあと
    思うと同時に、それを感じる能力を自分でも努力して、
    身につけて人だったんだなあと思う。
    この本にも書かれていたけど
    たまには自分自身をストレッチさせて
    興味のないこともやってみたら楽しいのかもしれない。。。

    この本にはたくさんの本が紹介されていたので
    それらの本も読んでみたいと思う。

  • 週刊朝日のコラムに連載されたものをまとめられた本です。

    「摂言障害」が印象に残りました。

    情報が溢れている現代。豊になりすぎて摂取障害を起こっているということは,自分にも当てはまることだなと思います。
    ネットで検索すれば何でも調べられる世の中。その言葉を自分のもとして消化する前に次の情報が入ってくる。結局,消化不良のままただ流れていき,自分のものとはならずに終わる。そんな自分の状況を考えずにはいられません。

    ひとつひとつの文章は短く分かりやすいので,読みやすいと思います。

    一気に読み終えましたが,もう一度ひとつひとつ読み返し,消化したいと思います。

  • こういう本、大好き!河合隼雄さんは学生の頃に国語の教科書で知ったんだけど、なんか好きだったんだよね。朝日新聞に書いたコラムが集められた本なんだけど、毎日ひとつずつ読みたいなって思った。
    河合氏は物事の表面ではなく、根本をみているなぁと。文章も読みやすい。

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