日本美術観光団

  • 朝日新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022579218

感想・レビュー・書評

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  • 赤瀬川原平と日本美術の教授の山下裕二の二人が、投入堂・大山、出羽三山、犬山、日光、原爆ドーム・厳島神社、中尊寺、宇佐神社、出雲大社、日本民芸館、東大寺・法華堂、伊勢神宮、皇居などを神主さんや館長などの解説付きで見て回り、あとで気軽な対談をするというもの。学術的なことにはあまりこだわらず、思ったこと感じたことを自由に話しているって感じかな。路上観察の赤瀬川氏らしい企画だと思う。表紙の弥二さん喜多さんみたいに旅を楽しめばいいんだね。

  • 赤瀬川原平氏と山下裕二氏(ときどき南伸坊氏)のコンビで日本中の寺社仏閣や名所旧跡を物見遊山の目線で紹介する一冊だ。

    ふたりの放談が本当に気ままで楽し気で赤瀬川原平氏と山下裕二氏(ときどき南伸坊氏)のコンビで日本中の寺社仏閣や名所旧跡を物見遊山の目線で紹介する一冊だ。

    ふたりの放談が本当に気ままで楽し気で気楽に読むのにいい。
    もう平成も半ばの時代なのに、ずいぶんおおらかだったんだなあ、と感じた。

  • 図書館で借りてきました。

    日本美術応援団と違うのは、
    作品や作者についてのお話じゃなくて
    お出かけ全体のお話をしていることかな。

    話題に上っている作品の図版が入ってない場合も多いです。
    見たければ観光してみて! ってことかもしれない。

    自分としては赤瀬川・山下のコンビがけっこう好きなので
    DVDを副音声で見るようなノリで楽しめました。

    あと、赤瀬川さんによる前書きの
    欲望についてのお話は
    最近『へうげもの』にはまっている者として
    興味深いものがあったです。

    「好きとはすなわち欲望である」だったかな。

  • 面白かった。
    役行者はすごい…

  • これは楽しい!
    旅行に行って本物を見たくなる~。
    写真がたくさんなのも良いです。

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著者プロフィール

赤瀬川原平(あかせがわ・げんぺい)
1937年横浜生まれ。画家。作家。路上観察学会会員。武蔵野美術学校中退。前衛芸術家、千円札事件被告、イラストレーターなどを経て、1981年『父が消えた』(尾辻(★正字)克彦の筆名で発表)で第84回芥川賞を受賞。著書に『自分の謎(★正字)』『四角形の歴史』『新解さんの謎(★謎)』『超芸術トマソン』『ゼロ発信』『老人力』『赤瀬川原平の日本美術観察隊』『名画読本〈日本画編〉どう味わうか』。また、山下裕二氏との共著に『日本美術応援団』『日本美術観光団』『京都、オトナの修学旅行』などがある。2014年逝去。

「2022年 『ふしぎなお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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