- 本 ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022579300
感想・レビュー・書評
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二〇〇三〜二〇〇四頃。「オケピ!」再演や、「新選組!」など(!がお好きなんだな)。香取慎吾くんとの対談も収録されている。
三谷さんは四十二歳くらいになっていて、体の不調を感じたり、「もうなかなか“三谷くん”と呼んでもらえない」ことにちょっと寂しさを覚えたりするなど、中年の本格化が語られているところについつい着目してしまう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1.2はいつ読んだのか思い出せないので登録していないけれど、
時折思い出したように読みたくなり、その都度図書館で借りている。
ありふれた生活も「3」を迎え、今作は大河ドラマ「新選組!」を中心に繰り広げられる、日々の出来事を綴っている。
三谷幸喜さんの作品がわりと好きで、時折番宣などでご本人をお見かけするけれど、あのおどおどした様子が、どうにも目を離せなくなる。
それも、本当は計算のうちなのかな…?
しかし、さすがに喜劇作家。
ウィットに富んだ文章で、くすっと笑わせてくれる。
「とびの夢を、のぞいてみたら」P.134
不思議だけれどなんだかほっこりするエピソード。 -
ドラマ新選組!のファンで裏話目当てに読みましたが、新選組!以外のエピソードも面白い!!1巻から読んでいこうと思います☆
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落ち込んだり怒ったり、もちろん喜んだり。
上辺を飾ることなく、素の姿を垣間見えるエッセイ。
作品についての考え方、舞台裏など、作品秘話を読めるのも魅力。
珍しい政治ネタでは、後に総理になる菅・福田両氏のユーモアについて分析。
人間観察が鋭い。
http://koroppy.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/post-4eab.html -
なんともない通常の日常も三谷幸喜の視点で語られているのでとても面白かったです。
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2024/07/10
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ロングセラー・エッセー第3弾。「オケピ!」の大成功、大河ドラマ「新選組!」、愛犬とびと愛猫ホイ…。非凡な脚本家の愉快な毎日。巻末に香取慎吾との特別対談を収録。『朝日新聞』2003年1月~2004年3月連載。
(2004年) -
新撰組!の時に書かれたエッセイなので、香取慎吾くんが話題に出てくるし、巻末に対談もあります。
スマップ解散しちゃった今、対談に出てくる「職業はスマップ」と回答してる箇所などは感じるものも多いかな、と思います。
HR、オケピ!の話題も出てきます。
読むと、もう一度作品を見たくなります。 -
2016年8月6日読了。子どもと遊びながら児童館にあった本を読む。NHK大河ドラマ「新撰組!」脚本執筆・放映時の三谷幸喜のエッセイ集で、当時毎週ドラマを楽しみにしていた記憶が蘇って楽しかった。脚本家というのはドラマの素材となる脚本を提供するだけで、後それがどういうものになるか、は監督や役者によって変わるわけで、そこが面白いとも言えるし「寂しい気持ちがする」とも言える点なのか。色んな作品や仕事のあり方はあるものだな。舞台裏の話や脚本執筆のトリビア以外の、この人の日常エッセイがあまり面白くないのはなんででしょう。
著者プロフィール
三谷幸喜の作品





