PLAY プレイ

著者 : 山口雅也
  • 朝日新聞社 (2004年9月17日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022579522

作品紹介

お遊戯の時間-それは"癒し"であり、"病"でもある。古今東西の「遊び」から現代の「家族」が抱える病理を奇妙に、鮮やかに抉り出すアクロバティックなミステリー連作集。

PLAY プレイの感想・レビュー・書評

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  • 4篇

  •  "ぬいぐるみ""ボードゲーム(双六)""隠れ鬼""テレビ・ゲーム"の「遊戯」をテーマに書かれた4つの短編ミステリというかライトホラー。

     隠れ鬼を使った「黄昏時に鬼たちは」が読者の錯覚を利用した唯一ミステリらしい作品ですが、他の作品も含めてホラーっぽい雰囲気だけが前面にでており正直なところ物足りない作品集でした。

  • 拾ったボードゲームで遊んだ息子が、まるで猿のようになってしまう-蛇と梯子-
    身近な遊びを通して、人が狂気に堕ちていく様を描いた恐怖の短編集。



    人の心に潜む闇を描いているはずなのに、肝心の人物が薄っぺらい。豹変した時はただ単に口調を乱暴になるだけだったり・・・
    んー、怖さを感じると言うよりは後味が悪い気持ち悪さ。
    [0回]

  • ゲームをモチーフにしたミステリー短篇集
    どれもきちんとオチがついていて面白い。
    僕的には蛇とはしごが好き

  • 短編集
    Mシリーズに似てるなと思った

  • 家族以上にぬいぐるみを愛する脳外科医の二重生活「ぬいのファミリー」
    インドの地で、日本人家族が奇妙なボードゲームの虜となる「蛇と梯子」
    引きこもりの若者たちが参加するかくれんぼのさなか、殺人事件が発生する「黄昏時に鬼たちは」
    カスタマイズされたTVゲームの中で、家族を皆殺しにした主人公だが、それは実は・・・「ゲームの終わり/始まり」

    の4編。

    久々にホラーっぽいものを読んだ。
    面白かったのは第2話かな。
    キーとなる人物はすぐにわかったのに、オチでびっくりさせられたのは第3話。

  • おもしろかった。あっさりとした読後感。
    お気に入りは「ゲームの始まり/終わり」
    「告白」のような独白スタイル。真相を明かさないところがいい感じ。

  •  「遊び」をテーマにした短編集。ミステリな仕掛けは用意されているものの、ホラーな味わいの作品ばかり。
     どのお話でも一貫して家族の破綻が描かれておりますが、現代社会の病理を描こうなんて意図は無さそうで、全体に漂うブラック・ユーモアな感性もあり、暗黒な結末にも関わらずかえって爽快な読後感を味わえます。
     特に、引きこもりな人たちの鬼ごっこを主題にした「黄昏時に鬼たちは」が秀逸。錯覚を利用したトリックも良いが、妙にリアルさを感じる作品でした。
     逆にイマイチだったのは「ゲームの終わり/始まり」。虚実が入り混じる展開は面白いのに、ラストがこんな安直なオチじゃねぇ・・・。

  • 連作ミステリとしてあるけれど、ミステリテイストのホラーといった印象。タイトルどおり、遊び心に満ちてるなあ、という気がしてかなり好み。さらに現代社会の病理といったものも絡めてあって、その危うさがもうたまらない。「危険な遊び」ほど魅力的なんだよねえ……。
    「黄昏時に鬼たちは」が一番好きかな。最もミステリ的だし、「やられた!」という思いが一番強かった。それに「隠れ鬼=かくれんぼ」ってポピュラーな遊びのはずなのに最近はできないよねえ、てので妙な懐かしさと楽しさを感じながら読めた部分もあるし。
    「蛇と梯子」も雰囲気が魅力的。こちらはかなりホラー。ボードゲームの図まできちんと載ってるのは良いぞ。だけどこんなゲームはやりたくないなあ。

  • おにごっこ、かくれんぼ、人形遊び、ボードゲーム・・・。果たしてそれは子供だけの微笑ましい行為だろうか?

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