男に生まれて 江戸鰹節商い始末

著者 : 荒俣宏
  • 朝日新聞社 (2004年9月17日発売)
3.50
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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022579560

作品紹介

「不況、リストラ、テロが何でえ!おいらたちは負けねえぞ!」ときは幕末、ところは江戸・日本橋。いまものれんを守る老舗のご先祖たちに、平成不況に負けない勇気を学ぶ時代風俗小説ここに登場。

男に生まれて 江戸鰹節商い始末の感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。

    日本橋老舗の商人の江戸っ子ならではのキップの良さと人情と戦いの様を描いたスカッとする気持ちいい小説。主人公が実在の「にんべん」の頭なのも良い。適度に笑えるユーモアもある。荒俣宏見直しました。

  • 時は幕末、場所は江戸日本橋。世の中は幕府転覆、西から薩摩軍の侵攻と不安なことばかり。侍なんて当てにはできないと日本橋商人たちがそれぞれのやり方で江戸を守ると立ち上がる。当時の状況が庶民視点で描かれていて、小気味いい啖呵を切っていく姿には喝采を送りたくなる。出てくる商家はいまでも老舗として名を残しており、江戸から東京へと名はかえども、連綿と続いている歴史には平頭してしまう良い作品。

  •  日本橋の鰹節問屋「にんべん」の八代目、伊勢屋伊兵衛が幕末の混乱を乗り切っていく。
     あれ? 以前取り上げた「商人」(ねじめ正一)と同じ店? 然り然り。 日本橋の商人、したたかでございますな。
     小説としての深みはないかもしれないけれども、読んでいてとても面白い。
     すらりすらりと、楽しく読めました。
     「商人」と続けて読めば、興が増しますなぁ。

  • ヒットしました。初めて読んだ作家さんですが、3時間ドラマにして欲しいです。主演は風間杜夫で。

  • 時は幕末、舞台はお江戸日本橋。 かつおぶしの「にんべん」をはじめ、榮太楼、山本山、三越などの商人が「お上に任せちゃおけねぇ。江戸はおいらたちが薩長から守る!」と立ち上がる、気風のよい小説(事実に基づいているらしい)。 削り節ではなく、かつおぶしと削り器を買って、自分で削ってみたくなった。 2007/5/29 読了。

  • 江戸名物の“本枯れ節”、“海苔”、“梅ぼ志飴”にこんな背景があったなんて。鰹節をヘボン先生に売り込む下りがおかしい。

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