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- Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022579577
作品紹介・あらすじ
互いの国を深く知る日韓のジャーナリスト同士が、ナショナリズムを越えて日韓百年の新しい見方を語る。
感想・レビュー・書評
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韓国語版で読んだため、多少読みにくかった。
日本語で一度書かれた本を、「直訳」しているような文章なため、韓国語がなんだか変。いくら文法が似てて単語も似てるからって、直訳はだめだろ・・・と思うのだが。それが結構多いのだ、韓国の本って。韓国は外国語熱が非常に高いが、その前に国語である韓国語をもっと勉強したほうが・・・と外国人ながら思ってしまう。
さて、グチはここらへんにして。
これは元韓国東亜日報の記者であり、金泳三の副総理兼統一省で働いていた方と、朝日新聞の記者の対談である。
日朝関係から南北韓関係、そして日韓関係と幅広く扱っている。対談形式なので、時間軸がはっきりしてないことや、話があっちにいったりこっちにいったり・・・というのは多めにみるしかない。しかし、読みやすく頭に入ってきやすくなっているのでちょっとした空き時間に読むといい。専門書なんかと違い、かなり楽に、そして興味深く読むことができる。それでもって意外に知識量は多い。
「韓国では売国奴が国を潰すが、日本では愛国者が国を潰した」
「私は嫌悪によって国を愛する」
(日本語でこのとおり訳されているかはわからない)
ちょっとした言葉がたまに重く胸に響く。
読むのに時間もあまりかからないので、韓国入門書的に読むのにお勧め。
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