- Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022586964
感想・レビュー・書評
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美麗な写真と不思議な詩で綴られた作品です。
最初、誰から誰に向けての詩なのか?これは誰が書いたのか?どういう意味なのか?と考えていましたが、最後にその正体が明かされます。
その詩が書かれたであろう背景を想いつつもう一度読み直すと、また違った味わいがありました。
一気に読めてしまう本ですが、何度も読み返したくなる詩です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
歴史的解説付き写真集だと思っていたら、そうではなかった。
軍艦島自身から語りかけてくるようで静かにページをめくった。
間近に行ってもっと知りたいような、
いや、そのままそっとしておいた方がいいのか‥
心を掴まれる一冊であった。 -
『奇界遺産』の佐藤健寿さんによる軍艦島の写真集。出版社の報道写真アーカイブで見つけた軍艦島65号棟の屋上幼稚園の(今は存在しない)落書きをきっかけとして、この本の制作が始まったらしい。その「落書き」、「詩」を引用しながら、写真集のページは進んでいく。
軍艦島はドキュメンタリー等でも何度も見ているけど、普段よく見ている「街」という記号を濃縮して密度を高めたその姿は、廃墟ということをしょっ引いても異様に感じる。
『君の今住んでいる町にはどんな時間が流れているのだろうか。』 -
長崎市公認で軍艦島の内部に色々行けて羨ましい限り。また行きたいな!!
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32-2-16