サザエさん 20巻

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  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 12
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・マンガ (104ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022588203

作品紹介・あらすじ

令和になっても愛されつづける長谷川町子の世界。長年にわたって読者から復刊を望む声が多かった、昭和21(1946)年から刊行されたオリジナル版の『サザエさん』(全68巻)がついに刊行。新たに新聞掲載日と注釈が付き世代を超えて楽しめます。

感想・レビュー・書評

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  • もはやサザエさんを読む事が「癒し」になってしまった。ぼくは「サザエさん」連載時の世相を知らないので、まったくノスタルジーを本作から感じるはずはないのだが、しかしどうやら感じているらしい。この不可思議さの源泉はなんだろう。
    おそらくそれは、ぼくの身近な人間、具体的にはサザエさんと同世代人である祖母のバッグボーンに「サザエさん」的なものを感じていたからであろうと思う。
    時間の流れは神秘的なもので、一人一人の体内にそれぞれの時間が流れている。祖母の体内で流れている時間を、当然ぼくは感じることはできないはずだが、なんとなく嗅ぎ取ってしまう。
    その力が「サザエさん」の描写に現れているのだろう。これは「サザエさん」が傑作たる所以だと思われる。
    世代の違う人々の時間を「顕在化」させるパワーが本作にはあるのだ。

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著者プロフィール

漫画家。1920年、福岡生まれ。女流漫画家として、日本で初めて大成功を収める。『サザエさん』は1949年から1974年まで朝日新聞に連載され、全国津々浦々、男女長幼を問わずみんなに愛された。1992年逝去。

「2015年 『ベスト・オブ対訳サザエさん 白版 オーモーレツの時代 The Best of Sazae-san』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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