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- Amazon.co.jp ・本 (461ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022590022
感想・レビュー・書評
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【読みたい】
日垣隆さん『つながる読書術』で紹介されていた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「新しい見解を提供するよりも、先儒の説の咀嚼(そしゃく)を趣旨とする」という言葉が、この作品の〔まえがき〕と〔あとがき〕に添えられている。そして、「先儒の説」として注意が払われたのが、伊藤仁斎の『論語古義』と荻生徂徠の『論語徴』である。
仁斎と徂徠の見解を随所に交えながら『論語』各章の解釈を進めるという記述方法は、吉川幸次郎先生の傍で講義を受けているかのように、本の中に引き込まれて行くような錯覚を覚える。本文は上下巻合わせて700ページ近い大冊だが、読みだせば『論語』の愉しさが伝わってくると思う。
ただ、呉智英(くれ ともふさ)さんの著作『現代人の論語』(文春文庫)や読者レビューでも書かれているように、、吉川幸次郎先生の記憶違いによるものと思われる間違った箇所があり、版を重ねても訂正されていないことも指摘されている。しかし、その部分を差し引いても、この作品が名著であることは間違いないと思っている。 -
愛の問題解決能力をあげるために必要な本4冊の内の1冊
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索引が使いやすい。
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