源氏の薫り (朝日選書)

著者 : 尾崎左永子
  • 朝日新聞 (1992年5月1日発売)
4.00
  • (2)
  • (2)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • 本棚登録 :12
  • レビュー :3
  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022595492

源氏の薫り (朝日選書)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 源氏物語の中で、目に見えないが「雅」の雰囲気を伝えるものとして、香を取り上げ、その美的感覚の深奥を叙述したもの。場面により異なるが、匂いを具体的に描写することで、物語の奥行きが増していることが読み取れる(生霊と化した六条御息所が芥子の香に悩まされることはあまりにも有名)。特に、真っ暗闇での男女のやり取りに、香りが重要なアクセントになっていることは興味深い。しかも、その香りが、登場人物の性格付けの役割を担う(例えば、薫君が仏のような性格を持つこと)となれば凄すぎる。このことがよくわかる本だ。

  • 源氏物語の中で度々出てくるお香の解説。

全3件中 1 - 3件を表示

源氏の薫り (朝日選書)のその他の作品

源氏の薫り 単行本 源氏の薫り 尾崎左永子

尾崎左永子の作品

源氏の薫り (朝日選書)はこんな本です

源氏の薫り (朝日選書)を本棚に登録しているひと

ツイートする