食の文化地理―舌のフィールドワーク (朝日選書 (519))

著者 : 石毛直道
  • 朝日新聞社 (1995年1月発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022596192

食の文化地理―舌のフィールドワーク (朝日選書 (519))の感想・レビュー・書評

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  • 食とは、保守的なもの。だから、地域と民族に守り続けられる。
    主食という言葉が、世界共通のものでなく、
    ヨーロッパには、主食がない。
    パンは、食事を構成する食品の一つ。
    スプーン、フォーク、ナイフを使うようになったのは、
    17世紀くらいと言われる。
    アジアでは、主食と副食がある。おもに、米が主食である。
    箸と匙 中国ではレンゲ。
    箸とスプーン 韓国。スプーンでご飯も食べる。
    日本は、腕が発達したため、箸だけとなった。
    インドから西は、調味されたご飯がたべられる。

    中国は、火を使う料理が基本で、道具も少ない。
    火を多様に使う。油脂をよく使う。高熱で料理する。
    宋の時代に、コークスが、利用されるようになった。鉄鍋の普及。

    日本の食が、仏教の普及により、肉食を禁じていた。
    コメを主食として、オカズは、コメをたくさん食べるための促進剤だった
    という分析が、面白い。
    調理をしないのが料理として優れている。そのことが、生食文化を生み出した。
    そして、旨味を見出した日本の科学の進歩。
    魚醤に、グルタミン酸ナトリウムが多いというのが、理解できる。

    地球的な視点で、食を大づかみにつかむという作業は必要だね。

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