中世的世界とは何だろうか (朝日選書)

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  • 朝日新聞社
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022596550

感想・レビュー・書評

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  • 1996年(初出86~88年)刊行。著者は神奈川大学特任教授。

  • 海民、源平・天皇・バサラ、職能民と聖/俗などをテーマに、中世日本の社会を紐解く。網野史学の主要な考え方が味わえる、入門書的な内容。ただし著者もあとがきで書いているように、若干古い内容もあり一部の主張は著者自身によって修正されている。
    魅力的でありエキセントリックでもある網野史学だが、だからこそまるのまま飲み込むのではなく、一歩引いて考えながら味わうのがよいと感じた。

  • いわゆる『網野史観』の入門書?みたいなものでしょうか。

    以前読んだ本を読み直したかったのに書名がうろおぼえで、これかなと思って読んでみたのですが、ちょっとちがったようです。でも著者の思考をたどるのにちょうどよかったです。

    今の日本の社会が形成されていく過程での後醍醐天皇の存在の大きさに着目している点に、目からうろこが落ちました。南北朝はあまり詳しくないのですが、久しぶりに太平記など読み返して、勉強しようかなと思います。

    あとがきで著者も書いているように、この本の出版後も日本史研究はどんどん進化しているので、次はもっと新しい版の本を読みたいと思います。

  • 網野史学は、議論の余地があると思うがワクワクする。私は小学生の時に網野史学に出会って、日本の中世って流動的で面白かったんだなと気づかされた。中世のアナーキーな感じが好き。

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著者プロフィール

1928年山梨県生まれ。東京大学文学部卒業。都立北園孝行教諭、名古屋大学文学部助教授、神奈川大学短期大学部教授、同大学経済学部特任教授を歴任。専門は日本中世史、日本海民史。著書に『日本中世の非農業民と天皇』『無縁・公界・楽』『異形の王権』『蒙古襲来』『日本の歴史をよみなおす』『日本社会の歴史(上・中・下)』『「日本」とは何か』『歴史と出会う』『海民と日本社会』ほか多数。2004年逝去。

「2018年 『歴史としての戦後史学 ある歴史家の証言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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