代議士とカネ: 政治資金全国調査報告 (朝日選書 625)

制作 : 佐々木 毅 

• 朝日新聞出版 (1999年5月1日発売)

作品紹介・あらすじ

政治にはいくらカネがかかるのか。分散した届け出先、複雑に絡み合う政治団体…実像がみえにくかった政治資金の流れを、東大など全国11大学の研究者と朝日新聞の取材網が明らかにした。

感想・レビュー・書評

[tokyokaiyolibsさんの感想 · 2016年7月28日]

【つぶやきブックレビュー】31日は東京都知事選挙投票日。オープンでクリーンな都政を期すため、、

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA41241384

[こじゃいあんさんの感想 · 2008年6月26日]

課の先輩が貸してくれた本。政治資金規制法で政治家が使ってる金は公開されていますが、数が膨大であるため把握するのはなかなか大変です。それをがんばって集めて検証している本。96年の総選挙の年を扱っているので、若干制度が古くて今とはまた違っていますが、おおまかなイメージは出きてよかったです。
選挙の時、国会議員は1億円ぐらい金が必要みたいです。それで「３つの財布」があって、政党支部、資金管理団体、後援会をそれぞれ役割分担して使っているようです。制度が変わったから役割も変わってそうですが、寄付の抜け道をうまく利用しているなと思いました。
本の構成としては、それぞれの研究者がそれぞれ自分の章を書いているので、全体として統一性がない面もありました。また、今の時点での統計データもがんばってとって欲しいです。