娘が語る母の昭和 (朝日選書 654)

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022597540

作品紹介・あらすじ

激動の時代を生き抜いたあなたの母がここにいる。反戦少女でも軍国少女でもない-夫に仕え、子供を育て-強靭で前向きな-昭和の女。

感想・レビュー・書評

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  • 1913年生まれで、激動の昭和を行きぬいた一人の主婦の記録。奈良女子師範卒のエリート、和歌の才能もある女性がサラリーマンに嫁し、浦和、仁川などの社宅を転々。戦争をはさみ、丁度、時代の変化を女性の生活を通して感じさせられます。いかにも女性が読めば面白そうな本ですが、私にとっては縁のある地名、そして著者と兄姉が神戸高校卒とのことで身近に読め、臨場感がありました。

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著者プロフィール

1948年東京都生まれ。大阪大学名誉教授
専門は日本史学・服飾史・女性史。大阪外国語大学教授(1997年)、大阪大学理事・副学長(2007年)を経て現在、追手門学院大学地域創造学部教授。
おもな著書に『古代国家の形成と衣服制』(吉川弘文館1984年)、『信仰の王権 聖徳太子』(中公新書1993年)、『衣服で読み直す日本史』(朝日選書2000年)、『娘が語る母の昭和』(朝日選書2000年)、『太子信仰と天神信仰』(思文閣出版2010年)、『交錯する知』(思文閣出版2014)、『いにしえから架かる虹』(いりす・同時代社2014年)などがある。サントリー学芸賞(1985年)、濱田青陵賞(1995年)、紫綬褒章(2003年)を受賞。


「2016年 『礼服 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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