科学史の事件簿 (朝日選書)

制作 : 『科学朝日』 
  • 朝日新聞社 (2000年7月発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022597564

科学史の事件簿 (朝日選書)の感想・レビュー・書評

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  •  ゼンメルワイスの研究成果が分かりやすく書いてある。

  • 科学といえば勿論われわれ人間の歴史に大きな光を掲げているのだが、しかしおかれた社会的状況のなかでは、それは様々に変形させられ<事件>となる。
    しかもここに登場する科学者達のなかには、いつの間にか意図的に<事件>に関与してしまう場合も。
    その悲喜劇もまたわれわれの痛切な教訓となるだろう。登場する面々は次のとおり。(目次より)

    疑惑にかすんだクローンマウスの「父」−カール・イルメンザー
    ノーベル賞受賞直後の亡命−エンリコ・フェルミ
    ピルトダウン人事件の共犯者?−ピエール・テイヤール・ド・シャルダン
    苦痛を愛した外科医−フランソワ・マジャンディ
    師ディーヴィとの愛憎−マイケル・ファラデー
    幻に終わった放射能「N線」−ルネ・プロスペル・ブロンコー
    進化論プリンスの「受難」−スティーブン・ジェイ・グールド
    「原子論」の悲劇の闘士の死−ルードヴィヒ・ポルツマン
    占星術撲滅宣言が招いた反発−パート・J・ボーク
    ノーベメ委員会への公開質問状−ドミニク・ステーリン
    共産主義を信じた鬼才科学者−ジョン・デズモンド・バナール
    科学者は国に養われるべきか−ジョセフ・ノーマン・ロキャー
    社会改革と精子銀行−ハーマン・ジョセフ・マラー
    フロイトとの決別と女性問題−カール・グスタフ・ユンク
    悪夢の爆弾への貢献−アルバート・アインシュタイン
    論争に秘められた屈折−ジョン・ティンダル
    病院で手を洗う習慣をつくった男−イグナッツ・F・ゼンメルヴァイス
    自然発生否定実験の政治性−ルイ・パスツール
    指紋による捜査と人間選別−フランシス・ゴールトン
    ニュートンに消された男−ロバート・フック
    天安門事件と国外脱出−方励之
    田園生活の憂鬱−チャールズ・ダーウィン
    交流発電の父の没落−ニコラ・テスラ
    エイズウイルス発見論争−ロバート・C・ギャロ

     特に感じたのは,人種差別,反進化論,原爆製造,クローンなどという社会的<事件>のなかに置かれた科学者たちの運命だ。
    現代でもこれらの課題はまだまだ切実である。

  • 科学の事件、というより、著名な科学者のスキャンダルが中心。ちょっと当てが外れた。

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