司馬遼太郎 旅のことば (朝日選書)

制作 : 朝日新聞社  朝日新聞= 
  • 朝日新聞社 (2002年5月発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022598035

作品紹介

司馬遼太郎の文章には詩がある。箴言がある。『街道をゆく』から編んだ旅のことばの数々。あらためて出会う、美しいものへのまなざし、人を見つめる目、風景の見かた、文明への洞察。

司馬遼太郎 旅のことば (朝日選書)の感想・レビュー・書評

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  • 司馬遼太郎(1923~1996)氏「旅のことば」、2002.5発行、「街道をゆく」全43巻から旅にかかわることばを抜粋し編んだものだそうです。①高尊寺を辞し小径に出ると、奥さんが駆けてきて「これを差し上げます」と私の胸のポケットになにか差してくれた。水色の桔梗の花だった。<著者の感慨が偲ばれます。>②古い町というのは、町にこめている空気そのものが、ひとびとに礼儀作法を強いている。 <奈良の町を歩いたとき、私もそんな感じを抱いた記憶があります。>

  • 司馬さん関連の本ではいちばん残念だった。司馬さんの「ことば」はもちろん素敵だけど、編集が頼りなくて、ああもったいない。なんでこんな本になったのだろう? タイトルには惹かれたのだけど。

  • 司馬遼太郎の『街道をゆく』から旅にかかわることばを抜粋した本。
    「歴史と風土」「風景」「人と暮らし」など、項目別に分かれて掲載されています。

    『街道をゆく』は、25年間『週刊朝日』に掲載された作品なだけに、旅に関する表現は数多く残されています。

    ただ、作品を全く読んでいない私としては、切り取られた文章だけでは、よく感じがつかめませんでした。元の作品から切り離されたことで、掲載文章だけを味わうのが目的になっているとは思いますが、それでは散文的すぎる気がします。

    テーマ別にはなっていますが、そこに掲載された各抜粋文章が示す土地は、てんでばらばらなので、イメージをつかみ取りにくくなっています。
    地域別にまとめてもらった方が、文を通して著者が伝えたかった風土の雰囲気がより感じ取れたのではないでしょうか。

    司馬遼太郎作品を読みつくしたファンにとっては、こういった旅のアンソロジーは歓迎できることと思いますが、一般読者にとっては、特に感慨もなく、正直あまり得るところもなく、読み終えてしまいました。

    著者の言葉を前面に押し出すためだとは思いますが、編集者のまえがき・あとがきが無く、どういった観点や根拠で選ばれた文なのかも一切わからずじまいだったため、もっと読者の理解を助ける説明が必要ではないかと思いました。

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