やがてインドの時代がはじまる: 最後の超大国の実力 (朝日選書 712)
- 朝日新聞出版 (2002年9月1日発売)
本棚登録 : 12人
感想 : 2件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022598127
作品紹介・あらすじ
「21世紀は中国の時代」といわれているが、ハイテク業界ではむしろインドに注目が集まっている。90年代初頭からの経済自由化で着実に成長を実現。世界最大の民主主義国家、英語話者国家であり、ハイテク分野への集中投資により、ソフトウェアの輸出額は世界第二位。マイクロソフトのウィンドウズからJRの改札機のプログラムまで、いまや世界のソフトウェア業界は、インド人なしではやっていけないと言われるほどである。本書は6年にわたり「新インド」の中心であるバンガロールに滞在した日本人ジャーナリストが、インドの急速な発展の秘密、そして将来の展望を語る啓蒙の書である。
感想・レビュー・書評
-
未来の大国インドを書いた2002年発行の本であるが、読んでもインドへの理解が深まったように思えない。
インドが発展しつつあるのはわかるが、グローバル経済のもとでのインドの位置も良くわからないし、発展の歴史経過や構造もはっきりしない。
要するに、本書においてはインド発展の論旨の切り口が甘いのであろう。世界経済とインドの関係や、インド文化と経済発展との関係、インド政治等々、求められる切り口は多いにもかかわらず、本書を読んでもそれは、ちっともわからないとしか言いようがない。読んでも欲求不満が残る、きわめて残念な本であると思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
21世紀は中国ではなくインドの時代。民主国家、教育水準の高さ。中国を超える要素は十分にある。
全2件中 1 - 2件を表示