宇宙その始まりから終わりへ (朝日選書 729)

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022598295

作品紹介・あらすじ

宇宙はどんなふうに始まったのだろう?私たち人類はそれをずっと考え続けてきた。多くの民族の神話に、天地創造の物語がある。やがて人類は科学の力を得て、次々と宇宙を解明していく。「宇宙で遠くを見る」ということは、その昔の姿を見ることに他ならない。巨大な望遠鏡や人工衛星など、最新の観測技術を用いて星空を見上げれば、宇宙の遙かな過去が見えてくる。どう始まったのかがわかれば、いつどのように終わるのかも自ずとわかってくる。現在、人類は宇宙のことをどこまでわかっているのか?宇宙はこれからどうなっていくのだろう?いつか終わりを迎えるのか?宇宙に魅せられ、その過去と未来を旅する人々の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 方程式が出てくるのは一般相対性理論、それも宇宙項の存在を定義するだけで難しい解説は一切せずに宇宙の始まりから終りまで見事に描ききっている、面白い!

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著者プロフィール

杉山 直(すぎやま なおし)
名古屋大学大学院理学研究科教授。1961年ドイツ生まれ。早稲田大学理工学部卒業、広島大学大学院理学研究科修了、理学博士。東京大学理学部助手、カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、京都大学大学院理学研究科助教授、国立天文台理論天文学研究系教授を経て現職。東京大学カブリIPMU主任研究員併任。著書に、『宇宙その始まりから終わりへ』(朝日新聞社)、『膨張宇宙とビッグバンの物理』(岩波書店)、『相対性理論』(講談社)など。

「2020年 『宇宙の始まりに何が起きたのか ビッグバンの残光「宇宙マイクロ波背景放射」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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