- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022598448
感想・レビュー・書評
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カウンセリングの人間観, 理論, 養成・資格というテーマに関してざっくりとわかりやすく書かれており, 頭にすっと入って知識を整理することのできる良書です。コンパクトサイズなので空いた時間にささっと読めるし, 大切なことがぎゅっと詰まっていてとても面白かったです。
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自分の感じ方や考え方が間違っていないことを再確認できた。入門書として最適なだけでなく、カウンセラーとしてのエッセンスに触れている好著である。
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わかりやすい言葉や例で説明されており、初心者でも読みやすい。
根本的な部分がよく書かれていて、中級者、上級者が読んでも、十分価値があると思う。
産業カウンセラーの勉強をするのにとても助かってます。-
2015/05/02
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カウンセリングとはいったい何なの?と最近、疑問に思っていたので、この本を手に取った。平木典子さんの本は知識のない初心者でも読みやすい。
カウンセリングの理論は1種類だけではなく、多岐にわたってあること、種類についても詳細に書かれてある。
カウンセリングに必要な条件として、「共感性」「邪気のないこと」「人間と畏敬の気持ち」を上げている。その為に、カウンセラーはトレーニングをする。「人間理解の方法を知っていること」、「人間援助の方法を知っていること」、「カウンセラー自身が自分を十分に知り、自己受容できていること」
ができるようになる為にである。そして、カウンセリングの技術訓練も必要となる。
この本で、カウンセリングとは何か?という問いには最後の言葉に締めくくられている。「苦しみから迷いを経て、自分らしさを獲得していく自己発見の道である。カウンセラーはそれに同伴し、新しい道をともに発見していくのだ。」カウンセラーはあくまでも、心理治療者ではなく心理的援助者であるのだ。
私は、カウンセラーに関して随分と誤解している部分があった。カウンセラーはクライアントを治す先生なんだとずっと思っていたからだ。 -
…カウンセリングの学習の中には、自分自身についての検討も含まれるのである。
…自己理解なしには、自分を発揮することはできないし、相手にかかわることも不十分になるだろう。
…相手が自分と異なった世界を持っていても、驚いたり不安になったりすることはない。
それを相手の世界と認め、その世界が見えるようになればそれでよい。そこに出会いがあるというわけである。
…カウンセラーは、自分のところに来たクライエントをピタリと元気にしたり、自信満々で相手の悩みを解決する人間ではない。
むしろ、自信はないかもしれないけれども、真正面から相手の尊厳に立ち向かい、つきあいつづけていくのがカウンセラーである。
…カウンセリングの道程は、苦しみから迷いを経て、自分らしさを獲得していく自己発見の道である。 -
カウンセリングに興味がある人への入門書
全体を通して前向きな内容で読みやすくて好き。
医療に近い心理学の本だと暗かったり重かったりする。
しかし、この本の内容は温かい。
ゲシュタルト療法やロジャースの来談者中心療法が丁寧に解説されている。
「成長」を目的にして、心理学の分野にある手法を教えてくれる。
相手の気持ちに寄り添いたい、自分の気持ちを理解したいと思う人なら一読して欲しい。
自己分析の一助にもなる。
日常生活でも使える。
自分や相手に少し優しくなれるヒントがある。 -
カウンセラーの姿勢について素晴らしく参考になる。すごく読みやすい文章だから、カウンセリングを受けたいなと思ってる人にもオススメ。【読書中】
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今からカウンセラーを目指すのは難しいが、今後うつ病経験者の自助会をやっていければと思い参考までに一読した。自分がカウンセラー的立場からファシリテートするのは無理だし、できないと改めて実感した。あくまで経験者同士が相互に悩みを共有するだけの場づくりということで焦点を絞っていきたい。自助会の効能についても書かれていて、意味のあることだと分かったので、なんとかしてそういう場をできるだけ多くの人に利用してもらえる努力をしていきたいと思った。
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昔勉強したことを思い出した。カウンセリングの入口として、わかりやすく書かれている。
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1260円購入2009-11-03