花街 異空間の都市史 (朝日選書785)

著者 :
  • 朝日新聞社
3.18
  • (0)
  • (4)
  • (6)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 73
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022598851

作品紹介・あらすじ

都市の繁栄の中心に、常に寄り添うように存在しながら、「語られざるもの」「隠されたもの」として歴史の隙間に埋もれていった"花街"。往時の繁栄もいまいずこ、もはや痕跡すらとどめていない場所も多いが、その「配置」や「来歴」には、時の権力者の意図がくっきりと刻印されていたりもする-全国100都市に及ぶ現地研究が、「遊廓」とも違う、その隠された歴史、都市形成に果たした役割をあぶり出す。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ふむ

  • 21日のサッカー、日本VSオマール戦の後やっていた、
    「タモリ倶楽部」の鶴巻温泉妄想入浴温泉紀行で
    訪れていたような街、「かがい」(「はなまち」)

    各都市の配置に対する地図づくりのうまさにうなる。
    工業地帯、住居地帯、商業地帯の変遷が
    わりと詳細に明記されている。しかも同世代の筆者。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

加藤 政洋(かとう・まさひろ):1972年長野県生まれ。立命館大学文学部教員。専門は人文地理学。著書に『大阪──都市の記憶を掘り起こす』(ちくま新書)、『酒場の京都学』(ミネルヴァ書房)、共著に『おいしい京都学──料理屋文化の歴史地理』(ミネルヴァ書房)などがある。

「2023年 『京都食堂探究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

加藤政洋の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×