憲法9条の思想水脈 (朝日選書823)

著者 : 山室信一
  • 朝日新聞社 (2007年6月20日発売)
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  • レビュー :4
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022599230

作品紹介・あらすじ

戦後日本を60年支えてきた日本国憲法。その改正手続きを定めた国民投票法案が2007年5月、国会で成立した。争点は9条である。人類の歴史のなかで、絶え間なく繰り返されてきた戦争。じつは、それゆえに平和を求める切実な声が途絶えることはなかった。日本でも幕末以降、軍備撤廃を論じ、戦争廃止を訴える思想が現れ、それらが第一次世界大戦後の「すべての戦争の違法化へ」という世界の動きと合流していった。憲法9条は、戦後、突然生まれたものではない。世紀を越え、国境を越え、脈々と流れてきた平和運動や非戦思想の到達点にあり、平和を個人の生存権として主張する画期的な条文なのだ。日本はいま「国益」「同盟強化」の名のもと、戦争を前提とした軍事力均衡(バランス・オブ・パワー)政策が国民を守らなかった19世紀に戻ろうとしているのか。

憲法9条の思想水脈 (朝日選書823)の感想・レビュー・書評

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  • さまざまな角度から憲法9条の文字通り「思想水脈」を検証を経た「あとがき」に深い感動をおぼえました。

  • Law and JP societyという授業のレポート資料。

    今まであんまり触れてこなかった分野だけど、
    なるほど色々議論されるだけの複雑さを持ったものなんだ
    ということが分かりました。

  • [ 内容 ]
    戦後日本を60年支えてきた日本国憲法。
    その改正手続きを定めた国民投票法案が2007年5月、国会で成立した。
    争点は9条である。
    人類の歴史のなかで、絶え間なく繰り返されてきた戦争。
    じつは、それゆえに平和を求める切実な声が途絶えることはなかった。
    日本でも幕末以降、軍備撤廃を論じ、戦争廃止を訴える思想が現れ、それらが第一次世界大戦後の「すべての戦争の違法化へ」という世界の動きと合流していった。
    憲法9条は、戦後、突然生まれたものではない。
    世紀を越え、国境を越え、脈々と流れてきた平和運動や非戦思想の到達点にあり、平和を個人の生存権として主張する画期的な条文なのだ。
    日本はいま「国益」「同盟強化」の名のもと、戦争を前提とした軍事力均衡(バランス・オブ・パワー)政策が国民を守らなかった19世紀に戻ろうとしているのか。

    [ 目次 ]
    第1章 憲法9条の構成と平和主義憲法の基軸
    第2章 憲法9条の源流をさぐる―国家と戦争、そして法と平和
    第3章 幕末・明治前期における憲法9条の思想水源
    第4章 日清・日露戦争と非戦論の奔流
    第5章 国際平和への模索―非戦の制度化に向けて
    第6章 戦争廃止を求めて―憲法9条にいたる非戦思想
    第7章 憲法9条の現れ―湧き出す非戦思想の水脈

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