策謀家チェイニー 副大統領が創った「ブッシュのアメリカ」 (朝日選書 871)
- 朝日新聞出版 (2010年10月8日発売)
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感想 : 6件
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Amazon.co.jp ・本 (616ページ) / ISBN・EAN: 9784022599711
みんなの感想まとめ
テーマはアメリカの政治における権力のダイナミクスであり、特に副大統領チェイニーの影響力とその信念に焦点を当てています。著者は、チェイニーが私利私欲ではなく、信念に基づいて行動している様子を描写しつつ、...
感想・レビュー・書評
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映画「バイス」が話題なので(未見だけど)本書を読んだ。9.11、対テロ戦での盗聴と拷問の容認、対イラク戦を中心に、副大統領選びから二期目の後期までカバーしている。二期目にそれまでの政策が批判されたことへの「天罰の女神ネメシス降臨」との比喩は言い得て妙だ。
単なるチェイニー批判本ではない。後書きによれば、本人も、同意しないくだりもあるとしつつも本書を評価し人に勧めたという。ワシントンDC経験が乏しくまた政治家然として大らかなブッシュと、サブの細部まで目を配るチェイニーはいい組み合わせだったようでもある。
極めて有能な人物との印象を受け、しかもその能力を私利私欲のために使っているようには見えない。むしろ信念のためだ。本書の終わりで、「憲法を支え守る」「真の信念と忠誠を抱く」「大統領の命令に従う」ことが彼の信念そのものだった、とのくだりがある。ではその信念自体と信念に基づく政策推進をどう評価するかは難しい。
本書ではチェイニーをネオコンと区別し、現実主義者と評している。ただイラク戦の文脈で、湾岸戦争とその後の経験を経て、世界は変えられるとのスタンスの「新しい現実主義者」になったとの言葉を紹介している。開戦は他の敵対国への示威効果のためだったとしている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【由来】
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【期待したもの】
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※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。
【要約】
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【ノート】
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【目次】
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2018年1月2日読了
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背筋が薄ら寒くなる。表の大統領と、副大統領という名の裏の大統領が存在し、9.11以降は裏の大統領がアメリカどころか世界を動かしたのか。
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チェイニーは信念・信条の人物であり、私利私欲のために権力拡大を志向していったのではないことはわかったが、ブッシュとの個人的な信頼関係を梃子にして法的な解釈や行政府内の政策手続きを強引に進め、行政府の権力拡大・自らの政策を実行していった過程には危うさを感じた。抑止が正しく機能しない場合には、良きにつれ悪しきにつれ大きくベクトルが振れるが、国家の最高府でこのような事態に陥ることは大いに問題であると思う。ただ日本の場合には、あまりにも多層的、散逸的に権力が拡散し、任期が短いためこっちはこっちで問題である。現状の日本の政治も含め、政治・国家統治には組織・システムが非常に重要であると痛感した。またこの問題は会社やチーム単位の組織にも当てはまると思う。
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途中でやめ
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